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フィリピンの鬼才ラブ・ディアス監督による3時間48分に及ぶ日本劇場初公開作品!『立ち去った女』京阪神で公開!

2017年12月8日

フィリピンの鬼才ラブ・ディアス監督による上映時間3時間48分に及ぶ人間ドラマ『立ち去った女』が関西の劇場で12月9日(土)より公開される。

 

ラブ・ディアス監督は、監督だけでなく脚本やプロデュース、編集、撮影、詩作、作曲、プロダクションデザイナー、そして演技まで全てこなす多彩な芸術家。監督がつくる作品の特徴は尺の長さ、平均で5~6時間、9時間や11時間に及ぶ作品まである。その長さにも関わらず、観客はディアス独特のリズムがもたらす“魔術的魅力”に引き込まれ、ハリウッドの映画人らも巻き込む。本作は、監督作品の中では異例の短さといわれる3時間48分。日本劇場初公開作品としてラヴ・ディアス入門編となる1本だ。

 

映画『立ち去った女』は、人間の本質を炙り出す美しき復讐のドラマ。殺人の罪で30年間投獄されていた無実の女ホラシアが出所した。事件の真の黒幕で、彼女を陥れたかつての恋人ロドリゴに復讐するため、ホラシアは孤独な旅に出る。そんな彼女の前に、困っている者、弱い者たちが現れる。貧しい卵売りの男、物乞いの女、心と身体に傷を抱えた謎の女、彼らに手を差し伸べ、惜しみなく愛を注ぐホラシア。そんな彼女を慕う者たちの助けにより、ホラシアは復讐のターゲットとの距離を次第に縮めていく…

 

映画『立ち去った女』は、12月9日(土)より大阪・十三の第七藝術劇場で公開。また、12月16日(土)から京都・九条の京都みなみ会館、12月30日(土)から神戸・元町の元町映画館でも公開。

 

今年は3時間を超える長編作品がいくつもあった。それらは、主人公ら登場人物が何らかの目的を持って行動していく作品が多い。着眼点を持って視聴する気持ちがあれば、実はそんなに長さが気にならずに気づけば最後まで観られる。

今作の場合、主人公が復讐に向けてどのように計画を立てていくかに着眼点を置きながら、魅力的なサイドストーリーがモノクロ映画を彩っている。作品の魅力に翻弄されながらも、タイトルの意味に気づいた時、なぜ本作が絶賛されているか実感することになるだろう。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆

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