ザ・バンドの結成から解散までを追ったドキュメンタリー『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』が関西の劇場でもいよいよ公開!
(C)Robbie Documentary Productions Inc. 2019
ボブ・ディランなど音楽界のレジェンドから敬愛されるグループ、ザ・バンドに焦点を当てたドキュメンタリー『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』が、10月30日(金)より関西の劇場でも公開される。
映画『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』は、1967年から1976年にかけて活動し、ボブ・ディランをはじめ音楽史に足跡を残す多くのミュージシャンたちからリスペクトされるバンド「ザ・バンド」のドキュメンタリー。同バンドのラストコンサートを記録した音楽ドキュメンタリーの名作『ラスト・ワルツ』を手がけたマーティン・スコセッシのほか、ロン・ハワード、ブライアン・グレイザーらが製作総指揮として参加。「ザ・バンド」メンバーのロビー・ロバートソンが2016年に発表した自伝「ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春」をもとに、バンドの誕生から、彼らがボブ・ディランとともに借りていた住居「ビッグ・ピンク」でのレコーディング、そして伝説的解散ライブの「ラスト・ワルツ」まで、バンドがたどった足跡をたどるほか、ブルース・スプリングスティーンやエリック・クラプトンをはじめとした大物ミュージシャンが多数登場し、「ザ・バンド」の唯一無二の魅力を語る。
(C)Robbie Documentary Productions Inc. 2019
映画『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』は、10月30日(金)より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田と京都・烏丸御池のアップリンク京都、11月6日(金)より神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。
知る人ぞ知る、名バンド。ミュージシャンズ・ミュージシャン。『ザ・バンド』。洋楽が好きな人でも、名前くらいしか…という人が多いかもしれない。彼らはボブ・ディランのブーイング飛び交う、ロック転換期にバックバンドを務め、その名を上げた。後にロック史上初の海賊盤が生まれたとされる、“ビッグ・ピンク”で過ごした日々。ギターの神様、エリック・クラプトンの人生を変えた1stAL『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』の誕生や、ロックファンのみならず、映画ファンの中でも名作ドキュメンタリーの一つに数えられる、マーティン・スコセッシ監督の『ラスト・ワルツ』での名演があった。
本作では、『ザ・バンド』の残した数々の功績を、『ロビー・ロバートソン』の視点によって語り、紡がれていく。ディランはもちろん、クラプトンやブルース・スプリングスティーンなど、寄せられたコメントも豪華!彼らの名曲が生まれた当時の雰囲気が伝わってくる、コアファン必見のプライベートショットも満載。本作と併せて『ラスト・ワルツ』の鑑賞をオススメしたい。
from関西キネマ倶楽部
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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