「『映画館に行こう！』キャンペーン2020」アンバサダーの役所広司さんら迎え、キックオフイベント開催！

2020年6月30日

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「『映画館に行こう！』キャンペーン2020」の記者会見が東京・日比谷のTOHOシネマズ日比谷・スクリーン１２で行われ、キャンペーンアンバサダーの役所広司さんらが登壇した。

COVID－19（新型コロナウイルス感染症）の蔓延に伴う休館から、緊急事態宣言の解除を受け、全国の映画館が営業を再開している。今回、「映画館に行こう！」実行委員会は、日本映画製作者連盟、外国映画輸入配給協会、モーションピクチャー・アソシエーション（MPA）、そして全国興行生活衛生同業組合連合会の４団体で構成され、映画館に対する不安を払拭し、安心して映画館へ足を運んでいただくためのキャンペーンを実施。映画館での安心、安全のための取組のアピール、そして大きなスクリーンで鑑賞する映画本来の楽しさをアピールしていく。

キャンペーンのキックオフとなる記者会見では、アンバサダーに就任した役所広司さんをはじめ、『映画館に行こう！』実行委員会顧問の岡田裕介さん、『映画館に行こう！』実行委員会委員長・松岡宏泰さんが会見に登壇。会見では、キャンペーンの概要説明、映画館での安心・安全のための取組、今後の映画業界の動向について語っていった。役所さんは「今回キャンペーン・アンバサダーのオファーを受け、こういった役目は苦手ですが、お世話になっている映画業界に恩返しが出来たらという気持ちで引き受けさせていただきました」と真摯に語りながら「自粛期間中に家のテレビで映画を楽しまれた方も多いかと思いますが、やはり映画館で見る映画は別物だと思うので、映画館で映画を見ていただきたいです」と思いを伝えていく。また「お客様も不安な気持ちもあるかと思いますが、劇場スタッフの皆さまが、お客様を迎える安心・安全を提供するため頑張っています。観客側としてもコロナ渦におけるマナーを守って、映画館での映画鑑賞を楽しみましょう！」と呼びかけ「先が予測の付かない厳しい環境下にいますが、覚悟と努力で、日本映画がもっと豊かに、世界に誇れる日本映画になれるよう、改めて頑張っていきたいです」と決意を述べた。また、一般社団法人日本映画製作者連盟会長でもある岡田さんからは「今はほとんどの作品が公開延期になっており、なかなか新作を皆様にお届けできていないのですが、８月に向け、続々と作品がそろってくるので、お客様が安心して見に来ていただけるよう映画館の方も万全の準備を整えてまいります。また新作を映画館で楽しんでいただけたらと思います」と伝え、実行委員会委員長の松岡さんからも「映画業界の関係者から『一緒に頑張っていこう！』という声が集まってこのようなキャンペーンを実施することになりました。映画ファンに『映画館に行きたい!』と思って頂くことが、我々にとって一番大切です。安全面への不安の声が寄せられていますが、安全のためのガイドラインの作成はもちろん、最大限努めてまいりますので、安心して大きなスクリーンで映画を見ていただき、充実した気持ちでお帰り頂けたらと思います」と呼びかけていった。