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2月のシネクラブ合評会で「東陽一映画祭」『沈黙 サイレンス』『恋妻家宮本』を語ろう

2017年2月1日

大阪・九条のシネ・ヌーヴォ関連イベントとして毎月第3日曜日に開催されている「シネクラブ合評会」。毎回、シネ・ヌーヴォ上映作品と2作品を参加者による多数決で課題作品を決め、自由に語らう場となっている。

今月の課題作品は

シネ・ヌーヴォ上映作品より

東陽一映画祭」(上映作品含め黒木和雄監督作品ならどれでも自由に)

他にも、ロードショー上映作品から

沈黙 サイレンス

遠藤周作の小説「沈黙」を、巨匠マーティン・スコセッシが映画化したヒューマンドラマ。キリシタンの弾圧が行われていた江戸初期の日本に渡ってきたポルトガル人宣教師の目を通し、人間にとって大切なものか、人間の弱さとは何かを描き出した。17世紀、キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされる師の真相を確かめるため、日本を目指す若き宣教師のロドリゴとガルペ。2人は旅の途上のマカオで出会ったキチジローという日本人を案内役に、やがて長崎へとたどり着き、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていく。

恋妻家宮本

重松清の小説「ファミレス」を大胆に脚色し、熟年離婚が当たり前になった現代で、子どもが独り立ちした後の夫婦がどのように向き合っていくのかを、コミカルかつハートフルに描く。ひとり息子の正が結婚して一人立ちしたことで、2人きりになった陽平と美代子の宮本夫婦。2人は大学時代に大学生時代に出来ちゃった婚で結婚したため、50歳にして初めて夫婦ふたりきりでの生活を送ることになる。そんなある日、陽平は美代子が隠し持っていた離婚届を見つけてしまい……

の2作品が課題作品となっている。

2月19日(日)11:00~13:00に九条シネ・ヌーヴォ近くの喫茶ケルン2Fでの開催。参加費は無料だが、1ドリンク(350円~)の注文が必要となる。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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