カリスマ編集長が指揮するトップファッション誌が存続の危機に瀕する中、元アシスタントの女性が再び編集部に舞い戻る『プラダを着た悪魔2』がいよいよ劇場公開!
©2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
トップファッション誌の編集長と元アシスタントの女性が、雑誌存続の危機をきっかけに再びタッグを組む『プラダを着た悪魔2』が5月1日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『プラダを着た悪魔2』…
ニューヨークの一流ファッション誌「ランウェイ」のカリスマ編集長として、ファッション業界の頂点に君臨するミランダ。かつてそのアシスタントに採用され、厳しく完璧主義な彼女のもとで奮闘する日々を過ごしたアンドレアは、現在は報道記者として活躍していた。そんなある日、ミランダとその右腕ナイジェルが危機に直面していることを知ったアンドレアは、特集エディターとして「ランウェイ」編集部に舞い戻る。さらに、アシスタント時代の同僚エミリーとも再会するが、彼女はラグジュアリーブランドの幹部として「ランウェイ」存続の鍵を握る存在となっていた。それぞれの夢と野望がぶつかり合うなか、事態は思わぬ方向へと展開していく。
本作は、アメリカの小説家ローレン・ワイズバーガーのベストセラーを原作とする2006年の大ヒット映画『プラダを着た悪魔』の20年ぶりとなる続編。キャストにはミランダ役のメリル・ストリープ、アンドレア役のアン・ハサウェイ、エミリー役のエミリー・ブラント、ナイジェル役のスタンリー・トゥッチら前作のメンバーが再結集。前作に引き続きデビッド・フランケルが監督、アライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を手がけた。

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映画『プラダを着た悪魔2』は、5月1日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマやT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。
ディズニーより、『プラダを着た悪魔2』の試写会に招待されました。
世界興収3億ドル超を記録した、2006年の大ヒット映画『プラダを着た悪魔』が、まさかの20年ぶりとなる続編である今作。前作では、メリル・ストリープが演じたミランダの恐怖の鬼編集長ぶりが話題になり、アンディの成長物語として女性を中心に絶大な支持を集め、仕事と私生活のバランスや、働く女性の苦悩と成功を描いた作品、と云われていた。今回、改めて、前作を観てみたが、パワーハラスメントやカスタマーハラスメントの印象も強く、言い得て妙なタイトルセンスであることに違いない。だが、当時から20年も経ってしまえば、時代や社会背景は大いに変化している。「最も強い者が生き残るのではない。最も賢い者が生き残るのでもない。唯一生き残るのは、変化に最もよく適応した者である。」というチャールズ・ダーウィンの格言を見事に表していた。ミランダの偉大さは変わらずとも、現代社会にミランダが適応していることに驚かざるを得ない。「ランウェイ」編集部のメンバーは多様性に富んでおり、ミランダに苦言を呈するアシスタントが存在していることも注目すべきポイントだ。だが、本作において「ランウェイ」に影響を与えているのは、現代社会の変容だ。ファッション業界や出版業界の現状を大いに反映しており、至るところで興味深く感じてしまう。さらに、その変容した社会の中で、誰が大きな権力を握っているのか、といったことも考えざるを得ない。そんな社会の変化に対して、どのように適応し、「ランウェイ」の危機に立ち向かっていくのか、が本作の大きなポイントだ。前作から20年が経ち、作るべくして作られた本作。これぞ、2020年代を生きる女性に向けたエンパワーメント映画ではないだろうか。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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