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パンドラを守ってきたジェイク・サリーと家族が“アッシュ族”と対峙する姿を描く『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』がいよいよ劇場公開!

2025年12月16日

©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 

滅亡間近の人類にとっての希望の惑星パンドラを舞台に、先住民族と人類のDNAから作り出された肉体で家族を築いた男性が、新たな戦いに身を投じる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が12月19日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、ジェームズ・キャメロン監督によるSF超大作『アバター』シリーズの第3作。神秘の惑星パンドラを舞台とし、”森”と”海”の世界を描いてきた前2作に続き、今作は”炎”というテーマを軸に、新たにナヴィ同士の戦いが描かれる。パンドラの先住民ナヴィの生き方に共感し、自らもナヴィとなって彼らとともに生きる道を選んだジェイク・サリー。人類の侵略によって神聖な森を追われたジェイクと家族、仲間たちは、海の部族メトカイナ族と共闘し、多くの犠牲を払いながらも人類を退けることに成功した。しかし、そんなジェイクたちが、今度は灰の部族アッシュ族と対峙することになる。アッシュ族は過去に、パンドラの調和を司る神のような存在である「エイワ」に何らかの裏切りを受け、絶望していた。静かに、しかし激しく怒りを燃やすアッシュ族のリーダー、ヴァランに、ジェイクの因縁の敵であり、自らもナヴィとなったクオリッチ大佐が近づく。両者が手を組むことで、ジェイクたちサリー一家を追い詰めていく。

 

本作のキャストには、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ジャック・チャンピオン、ケイト・ウィンスレットら前2作からのおなじみの面々が名を連ねる。今作で新たに登場するアッシュ族のリーダー、ヴァランを演じるのは、チャールズ・チャップリンを祖父に持つスペインの俳優ウーナ・チャップリンだ。

 

©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 

映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、12月19日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、HFR(ハイ・フレーム・レート)、4K、3D、HDRを組み合わせた究極の没入体験ができ、特に水中シーンでのリアルな動きや壮大なパンドラの海の映像美を際立たせるための最先端技術が駆使された類を見ない作品であった。本作では、あの没入体験を再び実現すると共に、”炎”というテーマを軸に、凝りに凝ったストーリーテリングを以て作り上げている。前作では、海の部族であるメトカイナ族と共闘するに至った森の部族であるサリー家。されど、海が持つ資源を狙う人間達の野望は留まることしらない。だが、新たに登場したのは、パンドラの精霊エイワに恨みを持つ火の部族であるアッシュ族。本シリーズにおいてこれまでにない程のさらなる危機が迫ってくる。しかし、新たな希望となる存在が、パンドラに取り残された人間の子供で、サリー家の養子となったスパイダーだ。本作を観ると、サリー家にとっても人間達にとっても希望の存在になっていくのだから興味深い。彼は、人間達による傭兵部隊の隊長であるクオリッチの息子であるため、スパイダーが窮地に追い込まれた際には、これまでに観たことがない光景やストーリーテリングが織り成されており、本作ではキャラクター達の関係性が変化していくのも必見だ。即ち、それぞれの思惑が混じり合いながら、壮大な決戦へと向かっていく本作は、喜怒哀楽がたっぷりと詰め込まれたエンターテインメント作品として出来上がっている。ジェームズ・キャメロン監督は、前作公開時の段階から、今後の構想があると云っていた。本作を観終えた時には、次も新たな部族が登場するのか、あのキャラクターによって人間達も進化していくのか…と様々に想像してしまうだろう。故に、本作が世界的にヒットし、続編を楽しみにできる状況になってほしい、と切に願うばかりだ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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