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正体不明の白人女が、腐敗した警察官達と麻薬カルテルを相手に壮絶な戦いを挑む『ドミニク 孤高の反逆者』がいよいよ劇場公開!

2025年11月18日

©2023 DOMINIQUE THE MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 

コロンビアの無法地帯にある小さな街に流れ着いた女性が、殺された警察官の家族の危機に直面し、戦闘スキルを発揮する『ドミニク 孤高の反逆者』が11月21日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ドミニク 孤高の反逆者』は、南米コロンビアの無法地帯を舞台に、正体不明のグリンガ(よそ者の白人女性)が腐敗した警察と麻薬カルテルを相手に繰り広げる戦いを活写したバイオレンスアクション。コロンビアの小さな街に流れ着いたウクライナ人女性ドミニクは、そこで知り合った警察官フリオやその家族とともに平穏な日常を過ごしていた。しかし街を牛耳る腐敗した警察と麻薬カルテルによってフリオが惨殺され、彼の家族にも危険が迫る。大切な人たちを守り抜き復讐を果たすべく立ち上がったドニミクは、封印していた戦闘スキルを発動させ、悪党たちに情け容赦なく銃弾を浴びせていく。

 

本作では、マーシャルアーツの訓練も受けているウクライナ系アメリカ人の俳優オクサナ・オルランが主人公ドミニクを演じ、『ザ・アウトロー』のモーリス・コンプトが共演。『サベージ・キラー』『コカイン・ブライド』等のリベンジアクションを得意とするマイケル・S・オヘダが監督・脚本・編集を手がけた。

 

©2023 DOMINIQUE THE MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 

映画『ドミニク 孤高の反逆者』は、11月21日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや奈良・橿原のユナイテッド・シネマ橿原で公開。

かつてはブラジル、近年ではメキシコの映画によって南米には危険な地域があるようにも伝えられてきた。そして、今作ではコロンビア。南米における麻薬カルテルは、コカインの主要生産地と消費地(主に北米や欧州)を結ぶ地理的条件から、長年にわたり深刻な問題を抱えているようだ。本作では、コロンビアの無法地帯にある小さな街に流れ着いた女性が主人公のドミニクである。彼女はウクライナからやってきた、という設定であり、まさに2020年代において描くに値するバイオレンスアクションと云えようか。演じたのは、ウクライナ系アメリカ人の俳優、モデル、プロデューサーであるオクサナ・オルラン。虎視眈々とした眼差しを以て敵を捉えていく姿は凛々しかった。だけれども、麻薬カルテルと手を組み、街を牛耳る腐敗した警察は容赦なかった。仲間を裏切る者や殺した者に対してはとことん追い込んでいく。過酷な状況を経てハッピーエンドを願うことすらも出来ないストーリーテリングには絶望を感じさせてしまう。しかし、追い込まれたドミニクはあらゆる攻撃をも受けとめた上で対峙し、彼等以上に叩きのめしていく姿は勇ましかった。このような戦い方を見せてもらったら、ドミニクの活躍や、オクサナ・オルランの更なるアクションを観てみたい、と思わざるを得ない。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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