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海外勤務を命じられた真面目な研究員と、バンコクに渡航した初日に出会った初恋相手によるラブストーリー『(LOVE SONG)』がいよいよ劇場公開!

2025年10月28日

©2025『(LOVE SONG)』製作委員会

 

バンコクと東京を舞台に、止まっていた恋が再び動き出す様を描く『(LOVE SONG)』が10月31日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『(LOVE SONG)』は、東京とバンコクを舞台に描いたラブストーリー。バンコク勤務を命じられた真面目な研究員のソウタは、現地での初日、大学時代に突然姿を消した初恋の人であるカイと奇跡的な再会を果たす。カイはバンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けていた。喧騒と静寂が入り混じり、東京とは違う時間が流れるバンコクの街で、ソウタとカイの距離は次第に縮まっていく。ソウタはカイへの変わらぬ思いを再認識しながらも、本当の気持ちを胸の奥に押し込めてしまう。一方、カイは大学時代に作った未完成の曲に、いまだ手をつけられずにいた。

 

本作では、世界的な人気を誇るタイのBLドラマ「2gether」のチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が、ともに東南アジアにルーツを持つ森崎ウィンさんと向井康二(Snow Man)さんを主演に迎えた。恋に不器用なソウタを森崎さん、どこか影のあるカイを向井さんが演じ、ソウタの会社のエリート社員であるジン役で及川光博さん、タイで活躍する日本人モデル・ワタル役で藤原大祐さん、ソウタとカイの大学の同期であるヒカリ役で齊藤京子さん、バンコクの若き実業家・サン役でミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、カイのバンド仲間・トイ役でファースト・チャローンラット・ノープサムローン、サンの妹・スマイル役でミュージック・プレーワー・スタムポンが共演。

 

©2025『(LOVE SONG)』製作委員会

 

映画『(LOVE SONG)』は、10月31日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋、難波のTOHOシネマズなんばなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、兵庫・神戸の109シネマズHAT神戸OSシネマズ神戸ハーバーランド等で公開。

大ヒットしたタイのBLドラマ「2gether」のチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が、日本の俳優をメインに映画を撮る…それだけでも注目の今作。ミャンマー・ヤンゴン出身の森崎ウィンさんと、タイで生まれ、幼少の一時期をタイで過ごしていたことがあるSnow Manの向井康二さんが主演で、東京とバンコクを舞台に描いたラブストーリーならば、それだけでも魅力的だ。森崎ウィンさんが演じる真面目な研究員のソウタが、向井康二さんが演じる初恋の人であるカイを見つめる目は、時に真摯な視線だったり、時に恋する女性のようなキラキラした眼差しだったりすることに気づかされる。そんなソウタの姿を見ていると、彼を応援せずにはいられない。また、カイの思いを素直に受け取ることが出来ない姿には、ヤキモキしてしまう。だが、カイにとしても、ソウタと同じような心境に至っており、もどかしさを感じずにはいられない。そんな2人だからこそ、本作ならではの刹那さがたっぷりと込められているのだ。最終的には、2人の周囲にいるキャラクター達と同様に、2人とも応援したくなる本作のストーリーテリングは秀逸である。タイを舞台にこれほどの作品を描けるのなら、チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督には、日本を舞台に制作してほしいと願ってしまう限りだ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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