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最低な監督による最低な映画を描いた、サイコー!!なホラーコメディ!『アイニージューデッド!』がいよいよ劇場公開!

2025年4月14日

©2020 Bad Taste Video LLC

 

ドラッグパーティーで青年が見た幻覚をテーマにした低予算映画の現場で、予測不能なトラブルが発生していく様を描く『アイニージューデッド!』が4月18日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『アイニージューデッド!』は、最低な監督による最低な映画の撮影現場を舞台に、個性的な登場人物やクリーチャーたちが繰り広げる騒動を描いたホラーコメディ。冴えないパンク青年ドゥードは怪しげなドラッグパーティーに参加し、「おバカのグミ」と呼ばれる強力なドラッグを誤って許容量の2倍も飲み込んでしまう。ハイになった彼は、パーティーで演奏していたバンドのギタリスト、パルにひと目ぼれし、彼女の連絡先を手に入れる。そんな矢先、パーティーの存在を嗅ぎつけた警察に逮捕されそうになったドゥードは、幻覚症状に襲われながらも追跡をかわし、1人でひとけのない場所へ向かう。孤独を嘆く彼の目に、べたついた気味の悪い生きものが見えるようになり……。そんな内容の映画を撮影する、新人監督とスタッフたち。監督は予算不足のなかギリギリの状況で制作を進めるが、さまざまな困難が発生し、その影響が作品にも反映されていく。

 

本作は、『悪魔の毒々モンスター』シリーズで知られるカルト映画の巨匠ロイド・カウフマンのアシスタントとして修行を積んだロコ・ゼベンバーゲンが長編初メガホンをとり、劇中に登場する監督役を自ら演じた。エステバン・ムニョス、シドラ・モーガン=モントーヤ、デレク・スレイド・タッカー、ショーン・アプラナルプらが出演。さらに、ロイド・カウフマンもカメオ出演している。

 

©2020 Bad Taste Video LLC

 

映画『アイニージューデッド!』は、4月18日(金)より全国の劇場で公開。関西では、4月19日(土)より神戸・新開地のCinema KOBEで公開。

『ザ・ゲスイドウズ』では、ドラム・サンタロウ役を演じたロコ・ゼベンバーゲン。彼は、巨匠ロイド・カウフマン監督の下で修業した後に映画監督デビューしており、インディーズ映画会社Bad Taste Videoの顔として最もよく知られている1人。そんなロコによる挑発的な映画デビュー作が本作である。低予算映画の現場で起こる悲喜交々を描いているホラーコメディ、と聞くと、日本の映画好きなら、あの映画が思い浮かぶ人が多くいるだろう。あちらは、なんだかんだで頑張った後に、映画作りって良いものですねぇ、と観終えられるが、今作はどうだろうか。ロイド・カウフマン監督の下で育った方ならば、単純な喜怒哀楽が詰め込まれた作品であるはずがない。強力なドラッグを暴飲してハイになり過ぎた主人公がいき過ぎるころまで辿り着いてどうしようもない映画を観客を見せられて、何なのコレ!?と思っていたら、そんな映画を手掛けた監督に対して、周りのスタッフやキャストは総スカン!それでも、監督はどうにか完成させるべく、主人公と自信を重ね合わせて、いくところまでいってしまう…どこをどのように切り取っても危険でヤバい映画ではありました…まさにインディーズ映画だからこそ出来ることを詰め込みまくった作品である。こんな風に書いて、より一層に観たくなった貴方は、最高の映画好きだね!

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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