若者たちが激しいダンスバトルで友情育む『ストリートダンサー』がいよいよ劇場公開!
©Remo D’Souza Entertainment ©T-Series ©UTV Motion Pictures
ダンスバトルで火花を散らすインド系のグループとパキスタン系のグループが、ロンドンで賞金獲得を懸けたバトルに挑む『ストリートダンサー』が3月1日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ストリートダンサー』は、ロンドンを舞台に、ダンス大会優勝を目指すインド系・パキスタン系の若者達の情熱と友情を描いた青春ドラマ。インド系の青年サヘージ率いるヒップホップダンスグループ「ストリートダンサー」と、パキスタン系の女性イナーヤト率いる「ルール・ブレイカーズ」はライバル同士で、街で遭遇するたびにダンスバトルで火花を散らしていた。ある日イナーヤトは、レストラン店主ラームが南アジア系の路上生活者に食事を無償提供していることを知り、その活動を応援する資金を得るため、優勝金10万ポンドのダンスバトル「グラウンド・ゼロ」に挑戦することを決意。一方サヘージは仲間と別れてイギリスのグループ「ザ・ロイヤルズ」に加入し、グラウンド・ゼロに挑む。
本作は、『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』のバルン・ダワンがサヘージ、『きっと、またあえる』のシュラッダー・カプールがイナーヤトを演じ、インド映画界の伝説的ダンサー&コレオグラファーのプラブデーヴァーが共演。インド映画界トップのコリオグラファー、レモ・デソウザが監督を務めた。
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映画『ストリートダンサー』は、3月1日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田や難波のなんばパークスシネマ、京都・烏丸御池のアップリンク京都、神戸・三宮の kino cinema神戸国際等で公開。
今やインド映画にはほぼほぼ欠かせないダンス。インド映画界トップのコレオグラファー(振付師)であるならば、魅力的なダンスのアイデアと脚本が揃えば、映画監督も出来るのが凄まじい。舞台はロンドン、インド系・パキスタン系の若者達がそれぞれでチームを組み、喧嘩の如くダンスバトルを繰り広げていくが、彼等が視線を向けた先には、頂上決戦となるダンスバトル「グラウンド・ゼロ」があった。審査員は存在するが、勝負の結果は観客の熱狂に委ねられているのが興味深い。ならば、熱狂の真髄が何処にあるか、がポイントでもある本作。誰と共にダンスをするか、誰のためにステップを踏むのか。それだけでも、印象は大いに違ってくる。そこで、最早ダンスを超越したパフォーマンスを見せつける存在が登場。伝説的ダンサー&コレオグラファーのプラブデーヴァーが放つダンスは、現実を超越しているようなパフォーマンスで映画で見せることに意義がある代物である。どんな状況に巻き込まれても、ダンスをし続けた彼等の勇姿を見届けよ!
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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