麻薬王エルナン・レイエスの息子ダンテが、ドミニクらファミリーと対峙する『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』がいよいよ劇場公開!
©UNIVERSAL STUDIOS
世界をまたにかけ、不可能と思われるいくつものミッションを乗り切ってきた家族が窮地に陥る『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が5月19日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』…
パートナーのレティと息子ブライアンと3人で静かに暮らしていたドミニク。しかし、そんな彼の前に、かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが現れる。家族も未来も奪われたダンテは、12年もの間、復讐の炎を燃やし続けていたのだ。ダンテの陰謀により、ドミニクと仲間たち“ファミリー”の仲は引き裂かれ、散り散りになってしまう。さらにダンテは、ドミニクからすべてを奪うため、彼の愛するものへと矛先を向ける。
本作、2001年の第1作から数えて22年、メガヒットシリーズへと成長した人気カーアクション「ワイルド・スピード」のシリーズ第10作。「トランスポーター」シリーズのルイ・ルテリエ監督がメガホンを取り、ドミニク役のビン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジスらおなじみのキャストが集結。また、新たな顔ぶれとして、ファミリーを次々と襲うダンテを演じるジェイソン・モモアや、オスカー女優のブリー・ラーソンが参戦した。
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映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は、5月19日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマやT・ジョイ梅田、難波のTOHOシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSや神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。
遂に最終章に突入した「ワイルド・スピード」シリーズ。かねてより二部作構成として発表されていた最終章であったが、先日、三部作になることが仄めかされたことで、ファンたちの熱は更に上がっているに違いない。最終章の第1作目にあたる本作は、シリーズのフィナーレに相応しい大団円に向けた下準備を、着々と進めているような印象を受けた。開幕からダンテの凶悪ぶりが炸裂し、戦闘の連続になることで、本編の大半は、アクションシーンで構成されている大満足の設計。カーアクションを存分に楽しめるだけでなく、前作に引き続きレティのバイクチェイスシーンもたっぷりと用意されているので、バイク好きにもたまらないのだ。副題にもなっている「ファイヤーブースト」の意味が回収されるシーンには、思わず邦題をつけた人のセンスに拍手したくなるほど”ファイヤーブースト”されている。前作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のポストクレジットシーンにもあったショウとハンの再会など、気になる点もきちんと描かれているため、フィナーレに向けてさらにワイスピ熱を高めたい人は、鑑賞必須となる。
fromねむひら
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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