爆発事故の発生現場で地上70階に取り残された193名を救うミッションに挑む『劇場版 TOKYO MER～走る緊急救命室～』がいよいよ劇場公開！
©2023 劇場版『TOKYO MER』製作委員会
横浜・みなとみらいを舞台に、災害や事故現場で患者のために奮闘するふたつの医療チームを描く『劇場版 TOKYO MER～走る緊急救命室～』が４月２８日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『劇場版 TOKYO MER～走る緊急救命室～』は、オペ室搭載の大型車両・ERカーで事故や災害現場に駆けつける救命医療チームの活躍を描いたテレビドラマ「TOKYO MER 走る緊急救命室」の劇場版。横浜のランドマークタワーで大規模な爆発事故が発生した。数千人が逃げ惑う未曾有の事態に陥る中、東京都知事直轄の救命医療チーム「TOKYO MER」のチーフドクター・喜多見は一刻も早く現場へ向かうべきだと主張するが、厚生労働大臣によって新設されたエリート集団「YOKOHAMA MER」の鴨居チーフは「安全な場所で待っていなくては、救える命も救えなくなる」と正反対の意見をぶつける。そんな中、地上７０階に取り残された１９３名の中に、喜多見と再婚し妊娠中の千晶もいることが判明する。
本作では、キャストに鈴木亮平さん、賀来賢人さん、中条あやみさんらドラマ版の俳優陣が再結集したほか、鴨居役で杏さん、研修医役でアイドルグループ「SixTONES」のジェシーさんが新たに参加。監督は、ドラマ『半沢直樹』の松木彩さんが務めた。
©2023 劇場版『TOKYO MER』製作委員会
映画『劇場版 TOKYO MER～走る緊急救命室～』は、４月２８日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のＴＯＨＯシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマや難波のＴＯＨＯシネマズなんば、京都・二条のＴＯＨＯシネマズ二条や三条のＭＯＶＩＸ京都や七条のＴ・ジョイ京都、兵庫・西宮のＴＯＨＯシネマズ西宮ＯＳや神戸・三宮のＯＳシネマズミント神戸等で公開。
救急車に乗ったことがあったり、病院で手術を受けたことがあったりした身にとっては、よりリアリティが増して、涙ぐましく感じてしまう本作。救命医療チーム「TOKYO MER」は、命を救う為なら、冷静な判断に基づきながらも、危険な無茶をやってしまい、周囲は冷や冷やしてしまう者達が集っている。大して、本作で新たに登場するエリート集団「YOKOHAMA MER」は、あくまで安全第一に冷静な判断に基づき、医療行為を実践している者達。決して危険な現場には挑もうとしない。だが、状況次第では挑まなければならない状況はどこかでやって来る。過酷な状況下における判断が天秤にかけられていく姿を本作ではドラマチックに描いていく。鈴木亮平さん演じる「TOKYO MER」の喜多見幸太と杏さん演じる「YOKOHAMA MER」の鴨井友、その間に立つ立場となる医系技官の音羽尚を賀来賢人さんが演じており、この関係性の変化に伴う描写に惹き込まれていた。刻一刻と変化し、一難去ってまた一難の状況下、どうなっていくのか気になって仕方なく目が釘づけになってしまう一作である。
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- 映画ライター
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- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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