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人間の選択とテクノロジーが交錯する完全犯罪サスペンス『5秒で完全犯罪を生成する方法』がいよいよ劇場公開!

2026年9月8日

©2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

 

意図せず部活の顧問を殺してしまった妹を生成AIを駆使し守ろうとした兄が、予期せぬ事態に巻き込まれていく様を描く『5秒で完全犯罪を生成する方法』が9月11日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』は、犯罪を隠蔽するため生成AIに”完全犯罪を成立させる方法”を問うた兄妹が、予期せぬ事態へと巻き込まれていく姿を描くクライムサスペンス。航の携帯に、高校生の妹である幸来からの電話がかかってくる。航が幸来のもとへ駆けつけると、そこには妹の部活顧問である教師の遺体があった。意図せずに教師を殺してしまったという妹を守るため、航がとった行動は、生成AIに”完全犯罪を成立させる方法を教えてください”というプロンプトを打ち込むことだった。しかし、予期せぬ事態が次々と発生し、2人は事件へ巻き込まれていく。そんな2人の前に謎の女である七希が現れ、事態はさらに悪化。航と幸来は窮地へと追い込まれていく。

 

本作は、『ライアーゲーム』『マスカレード・ホテル』『#マンホール』など数々のミステリー、サスペンス作品を手がけてきた岡田道尚さんによるオリジナル脚本で、WEST.の重岡大毅さんが主演を務め、原菜乃華さんが共演。重岡さんが兄の航役、原さんが妹の幸来役を演じ、田中みな実さん、石丸幹二さん、伊藤歩さんらが顔をそろえる。『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』の近藤亮太監督がメガホンを取った。

 

©2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

 

映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』は、9月11日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマや難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

完全犯罪を成立させるべく生成AIを活用する…まさに現在における最先端なサスペンス作品と云えようか。だが、犯罪を行うために生成AIを容易に使用できるわけではない。予告編を見ただけの段階で、生成AIに同様の内容を訊ねてみても実際には教えてくれないのが現実だ。犯罪を助長させかねないので、当たり前といえば当たり前のことである。だが、そこから一歩踏み込むためには、一捻りが必要であり、興味深い描写だ。そこから、ストーリーが進むにつれて、本作の脚本を担った岡田道尚さんは、現在の生成AIがどのような回答をするのか熟知した上で、書き上げたように思えてしまう。生成AIが得意な事柄、そして不得意な事柄に対してはどのような挙動をするのか、を踏まえた上で、劇中で起こる事件を反映しているように思えてならない。AIが人類の知能を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)に到達していない現在だからこそ成立している事件の有様を見せられてしまった。目の前で起きてしまった事件に対して、生成AIを駆使して完全犯罪を成立させようとしたら、思わぬところへ波及し、さらなる危険が差し迫ってくる…負の波及効果をどのようにして食い止めることができるのか…生成AIを用いた実におもしろい現代的なサスペンスへと昇華していた。結局のところ、生成AIは誰の役に立っていたのか…と考えながら、考えをめぐらせながら、本作の世界に没頭してみてはいかがでしょうか。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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