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これからが楽しみになるような映画になっている…『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』UVERworldを迎え舞台挨拶開催!

2025年12月18日

UVERworldの結成25周年とデビュー20周年を記念したドキュメンタリー『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』が12月12日(金)より全国の劇場で公開中。12月18日(木)には、大阪・梅田のT・ジョイ梅田にUVERworldを迎え舞台挨拶が開催された。

 

映画『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』は、ロックバンドUVERworldの結成25周年とデビュー20周年を記念して製作されたドキュメンタリーライブフィルム。2005年のメジャーデビュー以降、ライブハウスからドームまで圧倒的な熱量のステージで観客を魅了してきた、滋賀県出身の6人組ロックバンドUVERworld。2019年に東京ドーム公演で4.6万人、2023年には日産スタジアム公演で7万人を動員する男性限定ライブ(通称「男祭り」)を開催し、男性限定ライブの観客動員数で日本記録を塗り替えるなど話題を集め、楽曲を通じて「諦めない姿勢」「自分を信じぬくこと」「挑戦し続けること」という揺るぎない哲学を体現して多くの人々の共感と支持を集め続けている。2025年6月14日と15日には6年ぶりとなる東京ドーム公演「UVERworld LIVE “EPIPHANY” at TOKYO DOME」を開催し、長年にわたり彼らを支えてきたファンとともに、結成25周年という節目の瞬間を分かちあった。本作では、そのライブの模様を中心に、オーストラリア・シドニーで新たに撮影された映像を交えながら、音楽と誠実に向きあい続ける彼らの姿を記録。過去から現在、そして未来へと続くバンドの軌跡と、音楽に込められた信念を描き出す。

 

今回、上映後にお客さんがスタンディングオベーションでUVERworldを迎え、彼等らしいスタンスがある舞台挨拶が繰り広げられた。

 

 

劇場公開から1週間が経ち、TAKUYA∞さんは、ファンの皆さんからのメッセージもいただいたり、友達からの報告を受けたりしており「良かった」「感動した」と言ってもらっており、まだ本編を通しで観ていない中で期待が膨らんでいた。今回、ドキュメンタリーライブフィルム製作の依頼をいただいたことがきっかけであり「10年後、20年後、自分達の気持ちが色々と変わっていくし、忘れていくもの。 それが、こうやって10年後、20年後にもやっていく、と決めているので、また、この気持ちに立ち戻れるような作品を良いカメラでしっかりとオンもオフも収めてくれて作品にしてもらえる、と聞いた時はありがたいな」と感謝している。なお、10代の頃は写真等を撮っておらず「記憶の中以外に思い出がなくて…UVERworldを始めてから、最初のミュージックビデオを自分達で作ったんですけど、そういうものを克哉がちゃんと記録して残していた。そういうのがあるのは本当にありがたいことだな」と思い返す。当時のMVについて「まだ恥ずかしい部分の方が多いですけど、皆で初めてのワンマンに向かってコメントしたやつとか母ちゃんが全部残してるから」と振り返り「自分の想像と全然違うものなので、記憶は色々変わっていくものなので、これもそういった意味では凄いありがたい。20周年、25周年の時には自分がどんな気持ちでいたのか、しっかり立ち戻れるものになったんだろうな」と感慨深げだ。

 

 

 

今作はドキュメンタリーライブフィルムであり、TAKUYA∞さんは「今までのライブビューイングは勿論ライブだけだったと思うんですよ。 今回は、1週間ぐらいオーストラリアに行ってのオフショット。常に撮ってもらっていたんですけど、使えなかったところも多かったと思うんですよ。カメラがあることを忘れてほしい、みたいなところもあったので、僕らも完全に忘れちゃったんで、カメラがあることを。 だから、どこが使われてるのかが僕はまだ分からなくて」と告白。誠果さんも当時を振り返り「普通に会話していました。食事のシーンは使えないのはいっぱいあります」と明かし「クルーの方は、普段の僕らがどういう風にMVを撮っているか分からない。出来上がったものしか見ないから。 合間のシーンがあるので、楽しんでいただけたかな」と期待している。真太郎さんは、MVの撮影時に雨が凄かったことを思い出し「撮影を止めるかな、と思ったけど、やるからには降るやろうな、と思っていたので…でも、メンバーも勿論ですけど、オーストラリア人のスタッフ達も沢山いらっしゃったんですけど、一生懸命やってくれたし、そういう人たちの働きとかも見て、やっぱりありがたいな、と思ったし、良いものを撮りたいな」と当時の意気込みを語ってくれた。なお、TAKUYA∞さんから「裏話なんですけど、本当はラスベガスという選択肢もあったんです」と明かし「 でも、8月のラスベガスは息できないぐらい暑いらしい(50度近い)。僕らはオーストラリアで命拾いをしたと思っています」と本音を漏らす。

 

 

ファンにとって感動するUVERworldの楽曲があることについて、彰さんは「責任重大だな、と思います。僕にとってもUVERworldの曲で人生変わったところがあるので、人生変わった人の気持ちはすごく分かる。素晴らしいことだと思います」と話す。また、本作では、人生で初めて手にした楽器を改めて用いて演奏するシーンがあり、信人さんは「自分よりメンバーを見るとキュンと来ましたね。 このギターと一緒にドライブしている、とか。 それがデカいハコで鳴っているのが感動的でしたね。 ベースの音とかめっちゃ悪いんですよ。お年玉で買えるようなモノ」と明かした。TAKUYA∞さんは信人さんのベースを見て懐かしさが込み上がり「彼のアイコンやった。ずっとアレ1本でやっていたもんな」と思い返す。また、誠果さんはTAKUYA∞さんのリクエストでサックスを購入しており「な、とていら、コで勝んでよ。勝って、勇み足で楽器屋さんに行きました」と振り返る。これを聞き、TAKUYA∞さんは「俺の記憶では、皆が集まっている場所に来て”買ってきたでぇ”って。音が出て喜んでたもんな」と思い出した。

 

 

結成25周年での東京ドーム公演について、TAKUYA∞さんは「ファンの人たちに感謝の気持ちがあった。セットリストは随分考えたんですけどね」と振り返る。克哉さんは「メドレーを含めたら30曲ぐらいやっていた。 そして、初日が終わって1時ぐらいまで次の日のセットリストを考えていました」と思い返す。TAKUYA∞さんは、1つのLIVEには2時間程度が必要だと考えており「自分達が好きなアーティストを観に行く時も2時間ぐらいにしてほしいな。終わった後に、このライブのどこが良かった、 みたいなことを友達と話す時間も欲しいです。2時間ぐらいの中でやるべき曲と、自分達がやりたい曲を入れていくと20曲では収まらず、ショートにして、それにしても入れたい曲があって、こんな感じだった」と語る。

 

 

なお、12月26日(金)からは、公開劇場が拡大し、SCREENX、4DX、ULTRA 4DXといったラージフォーマットでの上映も開始されていく。4DXには、水(ミスト)や香りの効果もあり、TAKUYA∞さんは「僕らが巻いた水が?」と気になっていたり「香りが気になる。俺らが公認していないですよ」と興味津々だったりで、ULTRA 4DXになると、もはやどのような事態になるのか、想像できないようだ。

 

 

最後に、TAKUYA∞さんは「東京ドームでのパフォーマンスをやった時の自分達の気持ちとしては、20年、25周年を記念するというよりも、もっと未来を感じられるようなものにしたいな、と思ってドーム公演を行っていました。そして、この映画を製作する時にも新曲を入れて、しっかりとこれからが楽しみになるようなものになっていると思います。 発表されている来年の予定もありますが、まだまだ楽しいイベントがありますので、来年もこれからもずっとUVERworldを楽しみにしていてください。ありがとうございました」と伝え、舞台挨拶を締め括った。

 

映画『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』は、全国の劇場で公開中。関西では、大阪・梅田のT・ジョイ梅田、京都・九条のT・ジョイ京都、神戸・岩屋の109シネマズHAT神戸等で公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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