大阪市中央公会堂がズートピアの街の世界観に染まる!「OSAKA光のルネサンス2025 大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング」で『ズートピア2』との連携プログラム上映!
再びバディを組んだ皮肉屋のニックと、夢を諦めないジュディが、ズートピアに突如現れた指名手配犯をきっかけに、ズートピアの歴史にまつわる謎に挑む『ズートピア2』が全国の劇場で大ヒット上映中!今回、大阪の冬の風物詩イベント「OSAKA光のルネサンス2025 大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング」で、『ズートピア2』との連携プログラムが上映されるにあたり、12月14日(日)には、大阪・中之島の大阪市中央公会堂東側玄関前で大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング初回上映セレモニーが開催された。
映画『ズートピア2』は、動物達が高度な文明社会を築き、人間のように暮らす世界”ズートピア”を舞台に描き、第89回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した人気ディズニー・アニメーション『ズートピア』の続編。前向きで夢をあきらめないウサギのジュディと、皮肉屋だが頼れるキツネのニックが再びバディを組み、ズートピアの謎に迫っていく姿を描く。あらゆるタイプの動物たちが平和に暮らし、「誰でも夢をかなえられる」という理想の楽園ズートピア。ウサギで初めて警察官になるという夢をかなえたジュディは、以前にも増して熱心に任務にあたり、元詐欺師のニックも警察学校を無事卒業して警察官となった。再びバディを組むこととなった2人は、ズートピアに突如現れた指名手配犯のヘビ、ゲイリーを捜索するため、潜入捜査を行うことになる。ゲイリーは一体何者なのか。やがてジュディとニックは、ゲイリーと爬虫類たちが隠すズートピアの暗い過去にまつわる巨大な謎に迫っていき、その中で2人の絆が試されることとなる。前作で共同監督・脚本を担当し、ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーも務めるジャレド・ブッシュと、同じく前作から続投のバイロン・ハワードが監督を務めた。日本版声優もジュディ役の上戸彩さん、ニック役の森川智之さんらが続投し、ゲイリー役は人気声優の下野紘さんが担当。ズートピア創設者一族の御曹司パウバート役で山田涼介さんも参加している。
今回、『ズートピア2』でウサギの警察官であるジュディの日本版声優を務める上戸彩さんが「皆さん、こんばんは~!」と手を振りながら登壇。セレモニーの観覧席には、6,000名以上もの応募が殺到し、30倍以上もの倍率から選ばれた200名が参加。観覧席の外にも多くの観客が集まり、1万人もの観客から大きな歓声が上がった。今年は大阪に6回も来ていたことので「何回来ても楽しいしワクワクしますね!」と語った上戸さん。中央公会堂については、実は2回目で7年前にも訪れていたことから「7年前にヘアメイクさんの結婚式で号泣した場所です。久しぶりに来られて嬉しいです」と思い出の地であることを明かした。
大阪については「私のスタッフの方がみんな関西人なので、家族みたいに感じて落ち着きますね。なんでもポジティブに明るく考えてくれるところが好きですね」とお気に入り。日本を含む全世界での『ズートピア2』の大ヒットについて「ありがとうございます!海外が先に公開しまして、ヒットしている中での日本での公開だったので、皆プレッシャーを感じていましたが、日本でも記録を更新する大ヒットとなり安心しています」と喜び安堵。この大ヒットについて、周りからの反響は「周りの友達だったり、娘たちや子どもたちのお母さんたちもみんな観に行ってくれました。私はジュディという主人公の声をやらせていただいている立場ですが、本当に『ズートピア』に関する夢のあるお仕事をたくさんさせていただいて、日々幸せです。今日、大阪に来られたこともジュディ様々です」と話した。
2016年に公開された『ズートピア』から、ジュディ役の日本版声優を務めている上戸さん。頑張り屋なウサギ初の警察官であるジュディの声を9年ぶりに演じたことについて「再び日本版声優をやらせていただけるという喜びと(ストーリー的には)前作から1週間後という設定なので、そこに9年のブランクを感じさせないように気を付けました。9年も経って少し感覚を忘れてしまっていた部分もあるのですが、もう一回イチからジュディの声を作る気持ちでやりました。娘が厳しくて、家でちょっとこそっと一言練習した日には“ママ、それ違うよ。ジュディの声じゃない。ママの声だよ”と言われました。結構ダメ出しされて一緒にスタジオに来てほしいぐらいでした」とご家族からのアドバイスもあったことを教えてくれた。そして、そんなジュディの魅力について「一生懸命なところは応援したくなりますよね。時々ドジをしてしまうこともあるけれど、彼女らしく一生懸命に前しか見ずに突き進むというのが彼女の魅力だと思います」と話した。

そんなジュディとニックが今回、“ズートピア誕生の謎”を追う中で出会う新たなキャラクターたちの豪華声優陣について「新キャラクターがいっぱい増えて、前作では様々な哺乳類たちが住んでいるという設定のズートピアだったんですが、そこに本作では爬虫類が現れるということをきっかけにズートピア最大の謎に挑む物語となっていて、たくさんの豪華な声優陣の皆様が追加されています。エンドロールを見ると、今回舞台挨拶や、イベントに参加されていない豪華な方々もたくさん名前が出てくるので、エンドロールもまた楽しみの一つだと思います」とオススメ。さらに本作より登場した新キャラクターであるニブルズの声を担当した江口のりこさんについて「江口さんがあんなテンションであんな声がだせるんだという意外性も楽しみの一つでした」と語り、ウィンドダンサー市長を演じた髙嶋政宏さんについては「イベントでいつも“グー”って顔を揺らして馬のマネをしてくれるんですけど、それでまた盛り上がったりとかして、本当にいい声されているなと感じていました」と語った。トカゲの重鎮であるヘイスース役の柄本明さんについても「ヘイスースの声ができるのはやっぱり柄本さんしかいないなっていうくらいの貫録を出してくださいましたね」と新キャラクター声優陣について語っていく。ジュディ以外のお気に入りのキャラクターについて「フラッシュです!前作でも出てきた運転免許センターの受付をやっているナマケモノのキャラクターなんですけど、前作ではフラッシュがでてくるところでは海外でも日本でも笑いが起きるようなシーンだったんですが、本作ではカッコイイ出方をしているので、フラッシュが(映画のいいところを)全部持って行ってしまうんですよね。うらやましいなっていうくらい。ファンがものすごく多いキャラクターだと思います」と大好きなフラッシュについて熱く語る。本作は、スピード感があるアトラクションムービーでもあり「IMAXでも観に行きたい。是非映画館で体感して、没入感を楽しんでいただきたいなと思います」と話した。
最後に、まだ本作をご覧になっていない方々に向けて「新キャラクターがたくさん登場するので、推しキャラクターみつけて欲しいなって思っています。小さいお子さんが可愛い!と思って観られる映画でもありますし、大人の方にとっては本当に心に突き刺さるメッセージも込められている映画です。自分らしく生きていくことや、本当のパートナーの見つけ方とかとか、そういったことに関するヒントが本作には込められていると思います。もう観た方はまた映画館に行って、違う角度で新しいところを見つけてほしいなと思いますし、まだ観ていない方もぜひお友達やご家族、お孫さん、おじいちゃんおばあちゃんも皆で観に行っていただきたいなと思っています!年末年始はぜひズートピアで染まってください!」とアピール。
ここで、横山市長が改めて登壇。『ズートピア』をご家族と一緒に何度も観ており、本作もいち早く観に行ったようだ。「1人で観にいきましたね!平日のちょっと空いた時間に飛び込みまして。凄い感動しました!スピード感もすごいあって、疾走感もあるけど細かいディテールも作り込まれてて。改めて世界に入り込めて没入できた」とのお答えに上戸さんは「ありがとうございます!またお子さんも連れてぜひ観に行ってください」と嬉しそうに伝えた。横山市長から「ズートピアもジュディという役も本当に大好きで。彼女の真剣さや情熱や、時々おっちょこちょいなところもあるけど、絶対に揺るがない信念をもっているところもあって、芯が強い女性のイメージですが、上戸さんご本人もそういう感じなのか、もしくは役をつくってらっしゃるのか」という質問に「私自身、芯は強いほうだと思いますが、自分の答えに自信があるタイプではないので、周りを支えてくれている家族やマネージャーさん、事務所の方にとにかく意見を聞くようにしていて。そこから自分らしさをみつけていくタイプですね!」と自身について語った。市長は「ズートピアを何度もみました!何回観たか分からないくらい。子供も大好きで!フラッシュも最高ですよね!子供は歌も大好きで!1は何度もみましたので本作も必ず家族と観に行きたいと思います!」とズートピア愛について語り、上戸さんはジュディについて周りから上戸さんっぽいねという意見もあるのかと聞かれ「そういう声をいただけたりもしますね。もう光栄でしかないです。あんなかわいいキャラクターを!本当に嬉しい!」とジュディの声を演じられたことに改めて喜びを表し、自身のキャリアの中でそういった作品に出会えたことについては「作品との出会いは縁と運でしかないので。今回のジュディもそうですが、ディズニーの仕事に携わることができたおかげで、ディズニーランドに行く機会がふえたり、楽屋にディズニーキャラクターがおいてあったり、常にディズニーで溢れているので、ただ嬉しい!娘にも自慢できるし、幸せです。子供たちも舞台挨拶に連れていくことができたり、本当に特典でしかないです」とディズニー作品の声優を務めることへの喜びを明かしてくれた。

今回、「OSAKA光のルネサンス2025 大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング初回上映セレモニー」初回上映ということで、上戸さんは“マッピングスタートボタン”を横山市長と一緒に押すことに。MCの掛け声「せーの、スイッチON!」を合図にボタンを押すと、<ディズニー映画最新作『ズートピア2』との連携プログラム>の上映がスタート!『ズートピア2』劇中歌「Zoo」にあわせてキャラクターたちが登場し、大阪市中央公会堂がズートピアの世界に染まり、大阪の夜を彩りました。続けてのメインプログラム上映が終わると、観客たちから大きな拍手が沸き起こった。再びステージに登壇した上戸さんは、感激で「大阪って素敵ですね!なんかこういう大阪の皆さんを盛り上げよう!元気づようという、この企画自体に感動しています。ズートピアのプロジェクションマッピング映像も見られて本当に嬉しかったです。すごいものをみさせていただきました。ありがとうございます」と感激の気持ちを伝え、セレモニーは大盛況のうちに終了となった。

映画『ズートピア2』は、が全国の劇場で大ヒット上映中!関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマやT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で上映中。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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