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“事故物件住みますタレント”が、いわくつきの物件を転々としながら隠された謎に迫っていく『事故物件ゾク 恐い間取り』がいよいよ劇場公開!

2025年7月19日

©2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会

 

タレントを夢見て上京し、“事故物件住みますタレント”として活動を始めた青年が、物件の謎に迫っていく『事故物件ゾク 恐い間取り』が7月25日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『事故物件ゾク 恐い間取り』…

タレントになる夢を諦めきれず福岡から上京した桑田ヤヒロは、ひょんなことから”事故物件住みますタレント”として活動することになる。テレビ番組やSNSのネタを求めて「必ず取り憑かれる部屋」「いわくつきの古旅館」「降霊するシェアハウス」といった事故物件を転々とし、それぞれの物件に隠された謎に迫っていくヤヒロだったが、優しい性格で誰よりも取り憑かれやすい体質の彼に怪奇現象が次々と降りかかる。やがてヤヒロはある事故物件で想像を絶する恐怖に直面し、衝撃の真実を突き止める。

 

本作は、事故物件に住み続けるお笑い芸人の松原タニシさんが自身の体験をもとに執筆したノンフィクション書籍「事故物件怪談 恐い間取り」シリーズを、『リング』の中田秀夫監督が実写映画化したホラー『事故物件 恐い間取り』のシリーズ第2弾。アイドルグループSnow Manの渡辺翔太さんが桑田ヤヒロ役で映画単独初主演を果たし、ヒロインの春原花鈴役で畑芽育さん、ヤヒロが所属する芸能会社社長の藤吉清役で吉田鋼太郎さんが共演。さらに山田真歩さん、シソンヌじろうさん、加藤諒さん、滝藤賢一さん、原作者の松原タニシさんら個性豊かな顔ぶれがそろった。

 

©2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会

 

映画『事故物件ゾク 恐い間取り』は、7月25日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。

『事故物件 恐い間取り』では、”事故物件”という独特の緊張感がある恐怖の空間において繰り広げられる模様を描くと共に、驚きのクライマックスな展開へと導かれたことによって大いに話題になった。この作品によって、続々と亜流作品や新たな視点を伴った”事故物件”にまつわる作品が製作されてきた。そして、気づけば5年も経っていたが、真骨頂として第2弾となる本作が製作され公開となる。前作では、実話である原作を基にして”事故物件住みます芸人”であったが、今作では、”事故物件住みますタレント”として活動の幅が広がった。タレントになる夢を諦めきれず上京した主人公は、ひょんなことから”事故物件住みますタレント”となり、事故物件に住んでいくが、単なる住宅だけでなく、古旅館やシェアハウスにまで巡っているので、”事故物件”があると云えようか。いや、本質的には、精神的瑕疵があることには変わらないので、本筋は変わっていない。だが、本作においては、前作以上にドラマ性も重視されており、単純なホラー映画ではないことも趣深げだ。とはいえ、”事故物件”ならではの独特の緊張感ある怖さは、より一層にパワーアップしているようにも感じられる。最終的には、そういった話だったのか、と驚かされ、中田秀夫監督作品の奥深さにも気づかされた。さて、本作の続編がいずれは数年後に製作されるだろうか。事故物件住みます芸人である松原タニシさんは今も活動を続けているようなので、首を長くして待っておきたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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