心が凄くポカポカして…オハナ(家族)っていいなぁ…『リロ&スティッチ』永尾柚乃さんと酒井藍を迎え舞台挨拶開催!

両親を失い、友達もできずひとりぼっちだった少女が、宇宙からやってきた謎の生物と出会ったことから、思いもよらぬ大事件と奇跡を巻き起こす『リロ&スティッチ』が6月6日(金)より全国の劇場で公開される。5月22」日(木)には、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田で大阪プレミア試写会が開催され、永尾柚乃さんと酒井藍を迎え舞台挨拶が開催された。
映画『リロ&スティッチ』は、ディズニーの人気アニメシリーズ「リロ&スティッチ」を実写映画化。ハワイを舞台に、地球に不時着した暴れん坊のエイリアンのスティッチと、ひとりぼっちの少女リロの出会いと交流、家族の絆を描いたハートフルファンタジー。両親を亡くした少女リロと姉のナニ。ひとりでリロを育てようと奮闘するナニだったが、若すぎる彼女は失敗ばかり。離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に、見た目はかわいらしいのに、ものすごく暴れん坊な不思議な生き物が現れる。その生き物は、違法な遺伝子操作によって破壊生物として生み出された、「試作品626号」と呼ばれる地球外生物(エイリアン)だった。そんなことは知らずに、リロはその生き物を「スティッチ」と名付けて家に連れ帰る。予測不可能なスティッチの行動は平和な島に混乱を巻き起こすが、その出会いがやがて思いもよらない奇跡を呼び起こし、希望を失いかけていた姉妹を変えていく。監督は、アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた『マルセル 靴をはいた小さな貝』で注目を集めたディーン・フライシャー・キャンプ。2002年製作のアニメ映画版『リロ&スティッチ』の監督であり、同作でスティッチ役の声優も務めたクリス・サンダースが、本作でもスティッチの声を担当。日本語吹き替え版も、アニメ版と同じく山寺宏一さんがスティッチの吹き替え声優を務めた。[配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン]
今回、上映前にまずは永尾柚乃さんが登壇。一足先に本作を鑑賞した永尾さんは「本当に凄く楽しみにしていたので、ワクワクドキドキで感動もあって、凄く良かったですねぇ」と感想を話す。スティッチについては「モフモフでキュート、可愛い。凄いんです」と絶賛。演じたリロについては「友達がいないので、いつも独りぼっちなんですね。でも、自分から逃げていかない親友が欲しい、といつも思っているなんです。そして、スティッチに会って、オハナ(家族)になるんです」と紹介。今回、声優の仕事をしてみて「全部楽しかったので、難しいより、めっちゃ楽しかったです。リロになって凄く嬉しかったですね」と話し、楽しい仕事だったことが伝わってくる。リロとの共通点について考えてみると「リロは周りに流されない。”リロはリロ、自分は自分”という女の子なので、そこが似ているなぁ」と挙げ、共感していた。なお、大阪には、仕事でもプライベートでも何度も来ていて大好きになっており「私は食べることが大好きなんです。粉もんとか大好きですね」と話すと共に「本当に皆さんが凄くおもしろい、楽しい、優しい人ばっかりなので、大好きですね」と伝え、本当に大好きであることが伝わってくる。
そして、大阪イチの『リロ&スティッチ』大ファンを自称する酒井藍さんが登壇。酒井さんを前にして永尾さんは「うわぁ。本当に吉本新喜劇が大好きなので、酒井藍さんに会えて凄く嬉しいです」と興奮。これを受け、酒井さんは「肩に載せて御堂筋を歩きたいです」と嬉しく反応。2人は初対面であり、酒井さんは「私、新喜劇で小学3年生の役をする時があるんですけど…やっぱり、柚乃ネェさんのお芝居を観て参考にしているんで、私もお会いできてホンマに嬉しいです」と喜んでおり「ホンマに柚乃ちゃんっているんやぁ。なんでこんな可愛いのにこんな凄いの、って…ホンマに生まれてきてくれてありがとう」と感激している。そして、今作を観て「最高です!もうそれ以外出てこないぐらいホンマに最高です」と絶賛。大ファンであり「楽しみでしたし、期待も凄くしていましたし…だけど、それを悠々と超えてきてくれます。実写化になることによって、より気持ちが入る。最高です!」と思いが溢れていた。
作品の魅力について、永尾さんは「リロは両親を事故で亡くして、友達もいなくて、いつも独りぼっちなんですけど、ナにはいつもリロのことを思って、いつも傍にいてくれるんですね。それがオハナなんですね。そういうオハナ、絆って大切だなぁ、というところが大好きですね」と紹介。酒井さんも「それが凄く伝わる作品なんですよ。アニメーションも最高だったんですけど、この実写化は序盤でわぁって泣きました。ホンマ凄かったです」と共感すると共に「お話に入るまでで泣けるんです。問題が起こっていない前で、それぐらいに”リロ”なんですよ、天才!」と永尾さんを絶賛。永尾さんは改めて「ワク!ドキ!動!ですね」と大プッシュ。なお、酒井さん自身は、三姉妹の長女であり「ウチは、妹が私の面倒をみてくれるので、助かっています」と告白しながら「みんなで美味しいごはんを食べに行こう、とかで少しでも実家に帰ります。大好きなので、ちょっとでも隙を見てすぐに奈良県に帰ります。会いに行きたくなります」と語った。
ナニ役を担ったMOMONAさんについて、永尾さんは「本当のお姉さんみたい。私はお姉ちゃんが欲しかったので、MOMONAお姉ちゃんが嬉しくて」と明かし、スティッチ役の山寺宏一さんについては「最初にアドバイスを下さったんです。”ココはスタジオだけど、ハワイだと思ってやればいいよ”って。お声を出すのは”自分はリロだと思ってやればいいよ”って教えてくださいましたね」と思い返す。酒井さんも「吉本新喜劇のメンバーも、大切なオハナと云いますか…本当に色々と気遣ってくださって…本当にあたたかいんですよね」と話す。そして、ハワイでは”愛しい人”や”絆”の意味が込められているレイをお互いの首にかけ合い、喜んでいた。
最後に、永尾さんは「心が凄くポカポカして、オハナ(家族)っていいなぁ、って思える作品だと思います。大事に大事にリロのお声を演じました。大好きになってくれたら嬉しいです」と伝え、舞台挨拶を締め括った。
映画『リロ&スティッチ』が6月6日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマやT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。
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- キネ坊主
- 映画ライター
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