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他人の未来が見える男性と、「6時間後に死ぬ」と予言された女性が、6時間後までに連続殺人犯を見つけ出そうとする『6時間後に君は死ぬ』がいよいよ劇場公開!

2025年5月13日

©2024, Mystery Pictures, ALL RIGHTS RESERVED

 

30歳の誕生日前日に、ミステリアスな男性から死を宣告された女性が、6時間というタイムリミットの中で未来に抗っていく様を描き出す『6時間後に君は死ぬ』が5月16日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『6時間後に君は死ぬ』は、ある男に死を予言された女性が、6時間のタイムリミットの中で殺人犯を見つけ出し、運命を変えようとする姿を描く。30歳の誕生日を翌日に控えるジョンユンは、アルバイトを掛け持ちしながら生きることに精いっぱいの日々を送り、未来に希望を見いだせずにいた。そんなある日、道ですれ違った男に声をかけられ、「君は6時間後に殺される」と告げられる。男は「自分には予知能力がある、君が殺される未来を見た」と言う。ジョンユンにはかつてストーカー被害にあったこともあり、半信半疑ながらも、「君を助けたい」という男と行動をともにし、犯人を探し出そうとする。一方、ジョンユンの知り合いの刑事はその話を聞き、最近起こっている連続殺人との結びつきを調べ始め、死を予言したその男こそが犯人だと確信するが…

 

本作は、日本ではドラマ化もされた高野和明さんの小説を、韓国で映画化。人気K-POPグループNCTのジェヒョンが、死を予知するというミステリアスな男ジュヌを演じ、スクリーンデビューを果たした。死を予告されるジョンユン役に『炎上ドライブ』のパク・ジュヒョン、殺人犯を追う刑事ギフン役に『夜間飛行』のクァク・シヤン。監督はイ・ユンソクが務めた。

 

©2024, Mystery Pictures, ALL RIGHTS RESERVED

 

映画『6時間後に君は死ぬ』は、5月16日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のテアトル梅田や難波のなんばパークスシネマ、京都・烏丸御池のアップリンク京都、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。

関西では、今年の第20回大阪アジアン映画祭で日本発上映となった本作が、いよいよ劇場ロードショー公開となった。監督を務めたイ・ユンソクは、日本映画学校(現在は、日本映画大学)で今村昌平監督に師事しており、卒業後、日本映画やドラマの現場で15年間も助監督やラインプロデューサーとして活躍している。そんな中で、高野和明さんによる原作小説に出会ったのだろうか。超能力をテーマに緻密なミステリー要素を組み合わせた内容であるため、韓国を舞台にしたことを考慮し違和感のないように脚色している。主人公は、ソウルに上京した後は日々の仕事に追われている女性でありながら、その裏側にあるものをミステリアスに描いていく。また、その周囲では、警察が緻密に動いており、各々の刑事が捜査していく様子を細かく描いているのは、昨今の韓国映画ならではの見せ方だ。だからこそ、予知能力を備えた男が放つ魅力がより一層に際立っていた。そんな各々のキャラクターが置かれた立場や状況が絡み合いながらの攻防戦が本作の面白さとして観る者を惹き付けていく。そして「君は6時間後に殺される」という予言は現実になってしまうのか?真相はどういうことなのか?楽しみにしながら劇場で楽しんでみてはいかがでしょうか。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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