9年間の物語には、様々な成長がギュッと詰め込まれている!『女神降臨 Before 高校デビュー編』Kōki,さんと渡邊圭祐さんと綱啓永さんを迎え公開御礼!<大阪降臨>舞台挨拶開催!

容姿を理由にいじめられて不登校だった女子高校生が、メイクと出会い、誰もが振り向く美少女へと変身を遂げ、転校先で再スタートを切ろうとする『女神降臨 Before 高校デビュー編』が全国の劇場で公開中。今回、4月22日(火)に大阪・難波のTOHOシネマズなんばにKōki,さんと渡邊圭祐さんと綱啓永さんを迎え、公開御礼!<大阪降臨>舞台挨拶が開催された。
映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』は、韓国の人気ウェブコミック「女神降臨」を、Kōki,さん主演で映画化したラブコメディ2部作の前編。メイクで人生を切りひらいた主人公が高校生から大人になるまでの恋と成長を、映画オリジナルの要素を盛り込みながら描く。冴えない容姿のせいでいじめられ不登校になった谷川麗奈だったが、メイクによって人生を大きく変えていく。ゼロからテクニックを学んで努力を重ね、誰もが振り向く“女神”へと変身を遂げた彼女は、転校先で完璧な学校生活を送るはずだった。ところが、ある偶然から同級生の神田俊にすっぴんの秘密を見抜かれ、口止めの代償として主従関係を結ぶ羽目に。さらに俊との距離が近づいたことで、俊と“ある過去”を共有する五十嵐悠にも目をつけられてしまう。頭脳明晰でクールな俊を渡邊圭祐さん、歌手を夢見る情熱的な御曹司の悠を綱啓永さんが演じ、麗奈が通うホラーレンタルショップの店長役で佐藤二朗さんが共演。『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』の星野和成さんが監督を務め、フジテレビヤングシナリオ大賞を史上最年少の14歳で受賞した現役大学生の鈴木すみれさんが脚本を担当した。
今回、上映前にKōki,さんと渡邊圭祐さんと綱啓永さんが登壇。前編だけでなく後編への期待を寄せられる部隊挨拶が繰り広げられた。
来阪前には、京都の河合神社に”降臨”し、映画の大ヒット祈願を行ったということで、Kōki,さんは「あんなに素晴らしい、歴史が深い神社で大ヒット祈願をさせて頂けたことを凄く嬉しく思います」と感謝すると共に「2人の和服姿が物凄く格好良くて、ビックリしました」と興奮。これを受け、綱さんは「Kōki,さん、超可愛かったですからねぇ。負けじと僕等もね」と反応。渡邊さんも「言われたくて言ってんじゃないか、と思うぐらい素敵なんですよね。エピソードも素敵なんで確認して頂きたいですね」と応じていく。また、名物の絵馬づくりを体験しており「顔にメイクをしていく。自分の顔に似せた感じで書いて飾るのが名物になっているんです。役に寄せたものを書かせて頂いて…メイクパートの麗奈を…」とKōki,さんに話を振ろうとするが、上手く嚙み合わず、却って場を和ませていく。今回、大阪に”降臨”した3人。綱さんは、祖母が住んだことがあったり母親が兵庫出身だったりで関西には馴染みがあるようだ。Kōki,さんはプライベートで大阪に来たことがなく、2人のお薦めスポットに興味津々。渡邊さんはあまり大阪に来たことがなく「USJに行きたい」と明かす。綱さんもUSJに行ったことがなく、最終的に3人でUSJに行こうと目論んでいた。
前編が公開されて1ヶ月が経った現在、Kōki,さんは、観てくださった方々から沢山の感想やメッセージを頂いていることに喜んでおり「映画を観た後にそのままリップを買いにいって、なりたい自分になることを諦めないことの大切さを改めて感じることができました」「悠と俊のキュンキュンシーンに本当にドキドキして、『After』も待ちきれない」といったメッセージを紹介。渡邊さんは母親から「あなたがあんなにキラキラした世界に…」と伝えられたことを明かす。綱さんは、他の現場などでも本作の話題になることを喜んでいると共に、劇中歌の「特別なんて」のMVが再生回数100万回を超えており、感謝の気持ちを伝えた。
2部作で構成された本作で演じるにあたり意識した点について、Kōki,さんは「前編の引きこもりだった時の暗さはなるべくそこまで落とさないように後編は気をつけてみたり、衣装やメイクは後編はもっと鮮やかな色を使ってみたり、自分をもっと表現して楽しむ姿の麗奈を届けられたらな、という思いを込めて後編は演じていました」と思い返す。渡邊さんは「現実では、高校生の頃と大学の頃の価値観はあり得ないぐらい変わる。そこから社会人になって物凄く様々なことを知る。大学生でお酒の味を知る。社会人になったらストレス発散がお酒しかない日がある。アレって高校生の頃になかった感覚だな。そういう9年間の移り変わりが絶対にあると思ったので、全員の関係性の移ろいみたいなもんを前編と後編をかけて描いていけたらな、と思ったので、気をつけてやっていましたね」と説く。綱さんは「麗奈との、俊との関係性が前編と後編で全然違う。特に俊との関係性は前編と後編だと色の違うシーンがあるので、大事にしたかった」と振り返る。
前編と後編にわたる本作の魅力について、Kōki,さんは「9年間の物語を描いているので、成長の部分…友情の成長だったり、三角関係の形が変わる成長だったり…様々な成長がギュッと詰め込まれている映画になっていると思う」とポイントを挙げていく。渡邊さんは「恋目線で観たり、夢目線で観たり、親目線になってみるとか。そういう目線で色々と見え方が変わる映画かな、とも思っているので、何回観てもおもしろいんじゃないかな」と提案。綱さんは「前編見てなくても、実は後編の最初に前編のダイジェストみたいなものがもしかしたら有る可能性がありまして…後編だけでも『女神降臨』を楽しめるよ、と伝えたいです」と紹介。
さらに、事前に公式SNSから募った質問から、初めてのイメチェンについて聞かれ、渡邊さんは「初めてワックスを使ったのが中1です。中学校に入学する時、お姉ちゃんに前髪を分度器合わせられて切られたんです…前髪が円形になっちゃって…それが恥ずかしくて…どうやったら変えられるかな…ワックスだ…!そこでワックスでデビューしましたね」と告白。綱さんは「ワックスは高1とかじゃないですか。中学は、サッカーをやっていたから坊主だったんですね。ワックスを使う毛もないというか…」と思い出していた。Kōki,さんは「初めてベリーショートに切った時が11,12歳ぐらいの時、長かった髪の毛を…それが一番最初のイメチェン」だと話す。最後に、Kōki,さんから「『Before 高校デビュー編』 は沢山の笑顔と勇気を届けてくれる作品になっていると思うので、少しでも皆様にその気持ちが届いてくれたら嬉しいです。『After プロポーズ編』はテーマが夢になっているので、是非楽しみにしていただけたらな」と思いを込め、部隊挨拶を締め括った。
映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』は、関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開中。

- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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