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全世界の人々に愛されている“ミッキー”が凶悪な殺人鬼と化する『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』がいよいよ劇場公開!

2025年3月4日

©MMT LTD 2024. All Rights Reserved.

 

バイト先のゲームセンターで残業している女性が、殺人鬼と化したミッキーと遭遇する『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』が3月7日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』は、1928年に公開されたウォルト・ディズニー社の短編アニメ「蒸気船ウィリー」が、2024年1月1日に公開から95年経ったため、著作権が切れてパブリックドメイン化したことを受け、「蒸気船ウィリー」に登場したミッキーマウスを凶悪な殺人鬼として描いたサバイバルスリラー。21歳の誕生日を迎えるアレックスは、アルバイト先のゲームセンターで店長から残業を頼まれ、夜遅くまで働くことに。ひとりきりの店内で不気味な人影を目撃し恐怖心を募らせるアレックスだったが、旧友たちが彼女のために企画してくれた誕生日祝いのサプライズパーティだと知り安堵する。しかし楽しい時間もつかの間、怪しげな人物が彼女たちを襲い、まるでアトラクションを楽しむかのように次々と血祭りにあげていく。

 

本作では、主人公アレックス役に『エア・ロック 海底緊急避難所』のソフィー・マッキントッシュ、『デスNS インフルエンサー監禁事件』等でもタッグを組んだジェイミー・ベイリーが監督、サイモン・フィリップスが脚本を手がけ、フィリップスが殺人鬼役で出演している。

 

©MMT LTD 2024. All Rights Reserved.

 

映画『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』は、3月7日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のテアトル梅田や難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都等で公開。

アメリカでは、ミッキーマウスに関する95年間の著作権保護期間が2023年末で終了し、2024年以降はパブリック・ドメイン、つまり誰でも利用できる創作物になることが話題になった。そこで、ジャンル映画好きの監督の中から、我こそは!という方がいつホラー映画として制作するか気になっていた映画ファンもいたのではないだろうか。とはいえ、劇中で語られる通り、単純ではなさそうだ。95年間の著作権保護期間を過ぎた作品として、まずは「蒸気船ウィリー」から用いることが出来る。さて、ホラー映画である本作に登場するミッキーマウスは、どのようなキャラクターだと想像できるだろうか。端的に云えば、神出鬼没で得体の知れない殺人鬼である。本作の脚本家が、”中の人”として演じてはいるが、実態が掴めないキャラクターだ。突如として現れて、目の前にいる人間を露悪的に殺していく。そして、突如として消えていくのだ。正直、どのようにしたら倒すことが出来るのか分からない。これは、『テリファー』シリーズの殺人鬼アート・ザ・クラウンのようでもあった。ならば、21世紀のホラー映画から新たなホラーアイコンの誕生か!?いや、それはディズニー側が必死になって阻止するかもしれない…あくまでも、ミッキーマウスへの愛情が屈折した形でたっぷりと込められているホラー映画なので、存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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