学校一顔がいい青髪男子の先輩と、整った顔を愛するオタク女子が織りなすラブコメディ『顔だけじゃ好きになりません』がいよいよ劇場公開！

2025年3月4日

オタク女子が推しの先輩男子の退学を阻止するため、学校公式アカウントのフォロワー１０万人を達成させようと奮闘する『顔だけじゃ好きになりません』が３月７日（金）より全国の劇場で公開される。

整った顔が大好きなオタク女子・才南（さな）の“推し”は、学校一顔が良い青髪の奏人（かなと）先輩。ある日、校内で奏人と遭遇した才南は、授業をさぼりすぎて退学寸前に陥った奏人から、SNS運営を手伝ってほしいと依頼される。学校公式アカウントのフォロワー数１０万人を達成すれば奏人の退学が撤回されると知った才南は、自分が“中の人”だとバレないよう極秘ミッションに挑むことに。奏人の“こじらせかわいい”素顔を知り、思いを募らせていく才南だったが、クラスメイトの土井垣に２人の関係を気づかれてしまい…

本作は、白泉社「花とゆめ」連載の安斎かりんさんによる人気コミックを、『恋わずらいのエリー』の宮世琉弥さん主演で実写映画化。『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の久間田琳加さんがヒロインの才南を演じ、ダンス＆ボーカルグループFANTASTICSの中島颯太さん、ドラマ「十角館の殺人」の米倉れいあさんが共演。『ライアー×ライアー』『映画刀剣乱舞』の耶雲哉治監督がメガホンをとった。

映画『顔だけじゃ好きになりません』は、３月７日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のＴＯＨＯシネマズ梅田や難波のＴＯＨＯシネマズなんば、京都・二条のＴＯＨＯシネマズ二条や三条のＭＯＶＩＸ京都や七条のＴ・ジョイ京都、兵庫・神戸のＯＳシネマズ神戸ハーバーランドや岩屋の１０９シネマズＨＡＴ神戸等で公開。

容姿端麗な男子高校生が、見た目だけでチヤホヤされることを嫌がり、授業をさぼりすぎて退学寸前に陥り、学校から課された救済策は、学校公式SNSのアカウントのフォロワー数１０万人を達成すること。なんだそれは…！？その手伝いを任された女子高校生は、この男子の写真をアップロードし続けていく。結果的にフォロワー数は増加していくけど、結果的に学校に貢献することになっているの？？イケメンがいる高校ということで注目が集まり、結果的に志願者数の増加につながるということだろうか…ということはさておき、この男子高校生は、いわゆる俺様キャラではあるのだけれど、不器用なところが多く翻って優しさもある、という不思議な魅力もある。相対する女子高校生は、”推し”のためなら…という思いで何でも努力してしまう。”推し”に関連するキーワードがたっぷりと登場する現在進行形の作品として作り上げられており、脚本家の手腕が絶妙でもある。とはいえ、SNSのフォロワー数目標や”推し”は、相手の関係性を高めていくキーワードでしかない。２人に課せられた現代的なミッションをこなしていく先にある、顔だけでは好きにならない、関係性の変化にこそ、２０２０年代における”優しさ”に満ちたストーリーテリングが成されている。『ライアー×ライアー』を手掛けた耶雲哉治監督ならではのラブコメディを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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