殺人や拷問を楽しむサイコパスな殺人鬼と体が入れ替わってしまった刑事が狂気にむしばまれていく『デビルズ・ゲーム』がいよいよ劇場公開！

2025年3月4日

連続殺人犯と手段を選ばない刑事が、体の中身が入れ替わったことで事件の真相が暴かれる『デビルズ・ゲーム』が３月７日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『デビルズ・ゲーム』は、身体が入れ替わった凶悪殺人鬼と熱血刑事の戦いを活写したアクションスリラー。韓国で凶悪な連続殺人事件が発生し、世間を恐怖に陥れる。犯人のジニョクは、騒々しい音楽に興じながら無差別殺人を楽しんでいた。捜査のためなら手段を選ばない刑事ジェファンはジニョクとその共犯者たちを追うが、捜査中に後輩刑事を失ってしまう。悲しみのなか、ついにジニョクを追い詰めたジェファンは格闘の末に一緒に森の中へ転がり落ちるが、病室で目を覚ますとなぜか２人の身体が入れ替わっていた。刑事ジェファンの姿となった殺人鬼ジニョクは、ジェファンの家族を人質にとって彼を脅迫しはじめる。

本作では、『オオカミ狩り』等の人気俳優チャン・ドンユンが本格的な悪役に初挑戦し、残酷で狂気に満ちたサイコパス殺人鬼ジニョクを熱演。『ただ悪より救いたまえ』『狼たちの墓標』のベテラン俳優オ・デファンが刑事ジェファンを演じた。監督はキム・ジェフンが務めている。

映画『デビルズ・ゲーム』は、３月７日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のＭＯＶＩＸ京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。

凶悪殺人鬼と入れ替わる映画といえば近年では『ザ・スイッチ』を思い出す。本作の場合は、凶悪殺人鬼と熱血刑事ということで、韓国映画ならではのおもしろさにあふれた作品だと想像していた。まさか、このような仕掛けが施されていたとは…こんな脚本を作り出すことができる監督には脱帽するばかりだ。格闘の末に一緒に森の中へ転がり落ちる、というベタな展開ならば、なんらかの衝突やショックによって入れ替わることがあるのだろう、と映画ならでは発想はあるだろう。そこに韓国映画ならではのおもしろいストーリーテリングが施されているのだろう、と察するのが定番だろうか。まさか、このような仕掛けでおもしろくすることができるのか、と驚かされる。入れ替わった後においても、幸せそうな家族がいる熱血刑事と狂気に満ちた殺人鬼がひっくり返ることになるので、いつ危険に満ちた出来事が起きてしまうのか気が気でない。殺人鬼の立場になった側としては、危険なミッションが課されてしまうので、そこから如何にして困難を乗り越えながら、事件を解決し２人が元に戻ることが出来るのか、様々なパターンを想像しながらストーリー展開にのめり込んでしまう。だからこそ、まさかの仕掛けには驚くしかない。まさか、と３回も書いてしまったが、それだけ言いたくなるストーリーテリングである。ぜひ劇場にかけつけて、このおもしろさを体感してほしい。

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