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国民的ニュース番組を降板させられた元人気キャスターが、交渉人として爆弾犯との生中継を強行するサスペンス『ショウタイムセブン』がいよいよ劇場公開!

2025年2月4日

©2025『ショウタイムセブン』製作委員会

 

ラジオ局に左遷された元人気キャスターが、番組に電話をかけてきた爆破犯の男に指名され、生死を賭けた極限状態の中、生放送を行う『ショウタイムセブン』が2月7日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ショウタイムセブン』は、テレビの生放送中に爆弾犯との命がけの交渉に挑むキャスターの姿をリアルタイム進行で描くサスペンス。午後7時、ラジオ局に1本の電話が入り、その直後に発電所で爆破事件が起こる。電話をかけてきた謎の男は交渉人として、ラジオ局に左遷された国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元キャスターである折本眞之輔を指名。これを番組復帰のチャンスと考えた折本は生放送中の「ショウタイム7」に乗り込み、自らキャスターを務めて犯人との生中継を強行する。しかしそのスタジオにも、すでにどこかに爆弾が設置されていた。自身のすべての発言が生死を分ける極限状態に追い込まれた折本の姿は、リアルタイムで国民に拡散されていく。

 

本作では、阿部寛さんが主演を務め、2013年製作の韓国映画『テロ,ライブ』を原作に、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の渡辺一貴が監督を務め、オリジナル展開を盛り込みながら緊張感たっぷりに活写する。「ショウタイム7」の現役キャスター・安積を竜星涼さん、新人アナウンサー・結城を生見愛瑠さん、折本の過去の盟友である記者・伊東を井川遥さん、視聴率第一主義のプロデューサー・東海林を吉田鋼太郎さんが演じる。

 

©2025『ショウタイムセブン』製作委員会

 

映画『ショウタイムセブン』は、2月7日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。

ハ・ジョンウ主演の韓国映画『テロ,ライブ』を日本でリメイクする!?それは、どんなスケールの作品になるのか…とリリース段階から気になっていた。主演を阿部寛さんが務める、と分かり、独自のキレがある作品になるだろう、思わずにはいられない。実際に試写で観てみると、これほどまでに劇場型犯罪サスペンス作品になろう、とは想像だにしていなかった。しかも、製作当時には、公開のタイミングで世間がどうなっているのか、予測だにしていなかっただろう。テレビというメディアの存在に対する意識がこれほどまでに高まっている現在において、本作が公開されることは実にチャレンジングな出来事ではないだろうか。

 

本作の中で起きる出来事は、現実的には起こらないはずだ。起こらない世の中であってほしい。映画だからこそのストーリーテリングであり、観る者を裏切らせてくれる展開を大いに楽しもう。真犯人が分かった時、誰もが驚く…はずだ。現実の世の中で起きていることを考えると、より一層に驚いてしまう方もいるのではないか。最後の最後まで実におもしろい展開が待ち構えている。韓国映画の日本版リメイクでここまでのことが実現できるのか。今後も更なるチャレンジングな作品が製作されることを楽しみにしておこう。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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