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HYの楽曲をモチーフに、20年の時を超えた新たなラブストーリーが紡がれる『366日』がいよいよ劇場公開!

2025年1月7日

©2025映画「366日」製作委員会

 

沖縄と東京を舞台に、好きな音楽をきっかけにひかれ合ったふたりが、それぞれの夢を追って、別れと再会を繰り返しながら成長していく様を描く『366日』が1月10日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『366日』は、沖縄出身のバンド「HY」の楽曲をモチーフに、沖縄と東京を舞台に20年の時を超えて織りなされる純愛をオリジナルストーリーで描いた恋愛映画。2003年、沖縄に住む高校生の湊は、同じ高校の後輩である美海と出会う。音楽の趣味が合う2人は自然とひかれあい、湊の卒業式の日に告白し付きあいはじめる。母を病気で亡くし、音楽を作るという自分の夢を諦めかけていた湊だったが、美海に背中を押されて東京の大学に進学。2年後には美海も上京し、東京での幸せな日々がスタートする。音楽会社への就職が決まった湊と、通訳という夢に向かって奮闘する美海は、この幸せがずっと続くよう願っていた。しかしある日突然、湊は美海に別れを告げて彼女のもとから去ってしまう。

 

本作では、赤楚衛二さんが主人公の湊役、上白石萌歌さんがヒロインの美海役を務め、高校時代から30代までの2人をそれぞれ演じる。『ただ、君を愛してる』『四月は君の嘘』の新城毅彦監督がメガホンをとった。

 

©2025映画「366日」製作委員会

 

映画『366日』は、1月10日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸kino cinema 神戸国際等で公開。

数多くのアーティストにカバーされ、発表から16年が経った今も幅広い層に愛され続けているHYによる失恋ソング「366日」。昨年は、オリジナルラブストーリーとして”月9ドラマ”が製作された。そして、いよいよ映画となった本作。物語は、2003年に沖縄在住の高校生が、音楽の趣味が合い自然とひかれ合ってことから始まる。音楽好きにとっては、こんな出会いに憧れるよね。当時は、MP3プレーヤー等が全盛期となる手前でMDが用いられていた頃。お気に入りの楽曲を可能な限りMDに詰め込んでいた時間を思い出さずにはいられない。これがキーアイテムとなるのだから、そこに改めて注目したスタッフのセンスに驚かされる。自宅に眠っているMDは未だに聴くことが出来るんだっけ。ポータブルプレーヤーは再生可能なのかな。一度試してみようか。…とノスタルジーにふけってしまいそうになるが、スクリーンでは、運命のかけちがいが繰り広げられていく。お互いに純粋な思いがあるのに、思うようにはいかないのが刹那過ぎて堪らない。人によっては、初恋とか淡い頃の出来事に思いを馳せてしまうだろうか。楽曲が発表されてから17年が経った今でも幅広い層に愛され続けているように、本作も愛されていくことを願ってやまない限りだ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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