関西で初開催!クリスマス・イブに『モアナと伝説の海2』を兵庫県立こども病院でこども病院向け上映会開催!
前作から3年後、成長したモアナが嵐に隠された島の言い伝えを知り、呪いを解くために再び旅に出る『モアナと伝説の海2』について、12月24日(火)のクリスマス・イブに、こども病院向け上映会が兵庫県立こども病院で開催された。
映画『モアナと伝説の海2』は、海に選ばれた少女モアナが繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメーション・スタジオによる2016年製作の長編ミュージカルアニメ『モアナと伝説の海』の続編。モアナが壮大な冒険の末に故郷の島を救ってから3年。妹シメアが生まれて少し大人になったモアナは、愛する家族や島の仲間たちに囲まれながら、以前は禁じられていた海へと航海に繰り出す日々を送っていた。そんなある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれてしまった。海の果てにある島にたどり着けば呪いが解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知ったモアナは、人々の絆を取り戻すため立ちあがることを決意。風と海を司る半神半人のマウイや島の新たな仲間たちとともに、危険に満ちた冒険の旅に出る。監督は、前作にストーリーアーティストとして参加したデイブ・デリック・Jr.。英語オリジナル版では前作と同じくアウリー・クラバーリョがモアナ、ドウェイン・ジョンソンがマウイの声を演じ、日本語吹き替え版でも屋比久知奈さんがモアナ役、尾上松也さんがマウイ役を続投している。[配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン]
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ウォルト・ディズニー・ジャパンは、2022年から国内で展開しているこども病院イニシアチブの一環として、国内4ヶ所目、そして関西エリアでは初めて、2024年10月に兵庫県立こども病院の手術室などへディズニーの人気キャラクターが描かれたインタラクティブな壁紙を含む4つのプログラムを提供している。そのうちの1つ「モバイル・ムービー・シアター」(国内では、2病院のみに提供)は、ディズニープラスを通じて、最新作から人気作までディズニーの物語を楽しむことができるものだ。今回、特別にこのモバイル・ムービー・シアターを通して、映画館で公開中のディズニー映画最新作『モアナと伝説の海2』のこども病院向け上映会を午前、お昼、午後の計3回に渡って開催し、映画館を訪れることができない入院中のこどもたち40名とそのご家族が参加。こども病院においての上映会は、関西では初めての開催となった。
大きなクリスマスプレゼントでつくられたクリスマスツリーやモアナの装飾で彩った会場に続々と集まってくるこどもたち。参加したこどもたちは、『モアナと伝説の海2』のチケットを手に握りしめ、ご家族や看護師さんと一緒にモバイル・ムービー・シアターへ来場、まるで本物の映画館へ訪れたようにスタッフにチケットをもぎってもらうと、「いぇーーーい」とにぎやかな声をあげながらワクワクした様子で席についた。今か今かとご家族と待っていると、上映が開始、夢中になって本作を楽しむ様子が伺えた。上映後、映画を鑑賞したこども達は「おもしろかった!」と話していたり、楽しみにしていたイベントが終わってしまってなんだか少し寂しそうな顔をしているこどもも。一緒に鑑賞していたご家族からは「感動しました」「泣きそうになりました」と絶賛の声もあった。最後にスタッフからクリスマスプレゼントを受け取り「今日はこのぬいぐるみと一緒に寝る!」と大事そうにぬいぐるみを抱っこしていたりと大喜び!「ありがとう!」と笑顔で会場を後にした。
今回の『モアナと伝説の海2』こども病院向け上映会を実施して、当病院の看護師である川田氏は、「今回のように映画を見させていただくことがこどもたちの気分転換にも繋がって、少しでも治療を頑張る意欲にも繋がるかなと思います。『モアナと伝説の海2』を見られるというお話があってから“映画をみるぞ!“とみんなニコニコとても良い表情をしていました。映画を観られたりと、何か楽しいことがあると、こんなことがあるから頑張ると前向きな発言を聞くこともあります。また、こども達の笑顔が多く見られる瞬間でもあるので医療従事者にとっても意欲に繋がると思います。」と話した。
映画『モアナと伝説の海2』は、全国劇場で大ヒット公開中。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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