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時を越えて電話にまつわる珍道中を描いた群像劇!『全世界どこでも電話』が第19回大阪アジアン映画祭の特集企画 Special Focus on Hong Kong 2024で日本初上映!

2024年3月1日

©2023 DOT 2 DOT CREATION LIMITED

 

タイムマシン替わりとなった携帯電話に残されたメッセージを見るために集まった男女3人を描く群像劇『全世界どこでも電話』が第19回大阪アジアン映画祭の特集企画 Special Focus on Hong Kong 2024で日本初上映された。

 

映画『全世界どこでも電話』…

25年前に高校を卒業した40代の同級生男女3人は、1人がイギリスに移住するのを機に、メッセージを送りあった当時の携帯電話を持って集まることに。中国返還から25年の香港を舞台に、香港人の切なる願いをポップに描いた群像劇。『縁路はるばる』のアモス・ウィー監督最新作。

 

©2023 DOT 2 DOT CREATION LIMITED

 

映画『全世界どこでも電話』は、3月10日(日)15:30よりABCホールでも上映。

大阪アジアン映画祭では4作目の上映となるアモス・ウィー監督。前作『縁路はるばる』は日本の劇場でもロードショー公開された。今作では、日常生活に欠かせない電話を題材にした群像劇だ。1人は、急いで家を出てしまいスマートフォンを置き忘れた男性。1人はコミュニケーションアプリがハッキングされてしまった男性。1人は夫の浮気を監視しながら詐欺メッセージを弄ぶ女性。高校時代では幼馴染で仲が良かったとしても、大人になってそれぞれの人生を歩んでいたが、其々に電話にまつわる悲喜こもごもな出来事に遭遇していた。再会計画を立てたとしても、電話を容易に使えない事態に追い込まれたら大変だ。自分が同じような事態に巻き込まれたら悲劇だけど、そんな姿を周りから見ればコメディ要素満載の喜劇として楽しめる。最終的にはメイン画像のように再会できるんだけども、かつてのような会話が出来るようになるきっかけとなる出来事が…シアターで観ていたお客さんの中には”お願いだから、日本を嫌いにならないで…”と感じた方もいたのではないだろうか。それにしても、25年前に使っていた携帯電話って今も使えるのかな??(普通、持っている人はいないよね??電池が使えなくなっていないかな??)

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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