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偽装家族が世界の命運を左右する数々のハプニングに巻き込まれていく『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』がいよいよ劇場公開!

2023年12月19日

©2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 ©遠藤達哉/集英社

 

遠藤達哉さんによるマンガを原作にしたテレビアニメ「SPY×FAMILY」の劇場版である『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が12月22日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』は、集英社の漫画アプリ「少年ジャンプ+」連載のコミックを原作とする人気テレビアニメ「SPY×FAMILY」の劇場版。スパイの父ロイド、殺し屋の母ヨル、超能力者の娘アーニャ、未来予知犬ボンドのフォージャー家が繰り広げる初めての家族旅行の行方を、原作者の遠藤達哉さんが監修・キャラクターデザイン原案を手がけオリジナルストーリーで描き出す。西国(ウェスタリス)の凄腕スパイ「黄昏」ことロイド・フォージャーのもとに、進行中のオペレーション「梟(ストリクス)」の担当者を変更するとの指令が届く。一方、アーニャが通うイーデン校では、優勝者に「星(ステラ)」が授与されるという調理実習が実施されることに。ロイドは少しでもオペレーション「梟(ストリクス)」が進展していることを示し、現状の任務を継続できるよう交渉する材料にするため、どうにかアーニャに星を獲得してもらおうと考える。そこで、ロイドは調理実習の審査員長を務める校長の好物だというフリジス地方の伝統菓子を作ることをアーニャに提案。一家は本場の味を確かめるべく、フリジス地方へ旅行に出かけるが…

 

本作では、テレビアニメ版監督の古橋一浩さんがアニメーションアドバイザー、テレビアニメ版助監督の片桐崇さんが監督を務める。声の出演は江口拓也さん、種崎敦美さん、早見沙織さん、松田健一郎さんらが担う。主題歌はOfficial髭男dismの「SOULSOUP」。

 

©2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 ©遠藤達哉/集英社

 

映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』は、12月22日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマ、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋、難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

スパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女、未来予知能力を持つ雄犬が組織によるオペレーションの下で「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。この映画で初めて本作にふれる人も、冒頭で各キャラクターや備えた能力に関する紹介が巧みに行われるので、何の違和感なく物語にのめり込んでいける。他人の心が読める超能力者を持つ少女アーニャは、見たもの聞いたものに素直に反応し、おもしろそうだと感じたことには臆せず飛び込んでいく。こんなキャラクターなら、子供達は勿論、かつて子供だった大人も夢中になってしまうのも納得できる。ハプニングを巻き起こしても、自らの好奇心によってトラブルをワクワクに変えて楽しんでいた。だが、その裏では巨大な陰謀が蠢いているのだから、スパイ、サスペンス、アクションといったジャンルの映画として醍醐味が詰まっている。気づけば、いずれかのキャラクターにハマっていてもおかしくない。実に奥行きがあり次の作品が観たくなり、子供も大人も好きにあるアニメーション作品だ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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