自分のコンプレックスを乗り越える姿に勇気をもらう!『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』井澤詩織さんと松田颯水さんを迎え日本最速試写会開催!
個性豊かな子犬たちを主人公にした『パウ・パトロール』が、アドベンチャー・ベイから大都会アドベンチャー・シティに舞台を移して展開する『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』が12月15日(金)より全国の劇場で公開される。11月26(日)には、大阪・中之島の大阪市中央公会堂 大集会室でスカイ役の井澤詩織さんとラブル役の松田颯水さんを迎え、トークイベント付きの日本最速試写会が開催された。
映画『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』は、北米発の人気子ども向けアニメ「パウ・パトロール」の劇場版第2弾。架空の街アドベンチャー・ベイを舞台に、主人公の少年ケントと個性豊かな子犬たちからなる「パウ・パトロール」が、さまざまなトラブルを解決していく姿を描く。アドベンチャー・シティにある日、魔法の隕石が落ちてくる。パウ・パトロールの一同は、その隕石がもたらした新しいマイティパワーによって、最強の子犬たち「マイティ・パウ・パトロール」に変身する。しかし宿敵のライバール市長が、切れ者のマッドサイエンティスト、ヴィクトリア・バンスと手を組み、このマイティパワーを奪おうと悪だくみを始めて…
前作『パウ・パトロール ザ・ムービー』に映画オリジナルメンバーとして登場したリバティが本作にも登場し、日本語吹き替えを安倍なつみさんが続投。悪役ヴィクトリアの吹き替えを仲間由紀恵さんが務めた。そのほか、日野聡さん、中島沙樹さん、森川智之さん、諏訪部順一さん、井上喜久子さん、水田わさびさんら実力派声優陣が吹き替えを担当。短編アニメ『ドーラとまぼろしの生き物』が同時上映。
会場にはたくさんの親子連れが集まり、中には『パウ・パトロール』のグッズを身に着けた男の子や女の子の姿も。上映前のトークショーには、本作で大活躍するスカイ役の井澤詩織さん、関西弁のラブル役の松田颯水さんの2 人が登壇した。
体は小さくてもパワフルなスカイ役の井澤さんは沢山の観客を前にして「こんなにたくさんの方が駆けつけてくれて嬉しいです!」と笑顔を見せ、関西弁を操るラブル役の松田さんは「ワイにブルッと任せとき!今日はよろしくお願いいたします!」とラブルの決め台詞を披露しながら元気よく挨拶。一緒にチェイスも駆けつけ、子供たちのたくさんの掛け声が会場内に響き渡っていた。
実は、今回の舞台挨拶が劇場版の『パウ・パトロール』では初ということで、井澤さんは「ずっと(舞台挨拶を)やりたかったので、チームを代表して2 人でここに来ることができて嬉しいです!」、ラブル役の松田さんも「ラブルのスニーカーを持っていて、いつか舞台挨拶で履くんだと言っていたのがやっと叶って嬉しいです!」と黄色いスニーカーをみせながら、念願のイベント開催を喜んだ。
TVシリーズ開始からパウパトチームとして参加している2人は「普段アフレコしているTV シリーズはキッズ向けの要素が強いんですが、劇場版はガチガチのアクション満載なので、緊張して気合が入ります!」と振り返る井澤さん。松田さんも同意しながら「さらにパワーが必要だなって思います!」と今作のレベルアップの凄さから意気込みもパワーアップしていたことが明らかに。また、松田さんはTV シリーズのアフレコ時も「毎回アフレコで元気をもらっています!大人がめっちゃへこんでいても元気になる作品です」と『パウ・パトロール』ならではの魅力についても語った。
さらに、今回の映画の魅力について、井澤さんは「息をつく暇がない!最初からクライマックスなんじゃないかと思う程。可愛さとピンチの時の緩急がすごいんです」と語り、松田さんは「みんな、車好きー?」と観客へ尋ねると「はーい!」と客席からは元気な声が。「映画の車のみせ方がすごいんです!ワクワクするし、“何コレ!?カッコイイ!”ってなるシーンがあるので、そこをぜひ見てほしい!」と絶賛し、作品への絶対的な自信を見せた。
また、自身と演じるキャラクターの似ているところを尋ねられると「関西弁もそうですし、普通の会話でボケないと気が済まないので…その心持ちが似てるなって思います(笑)」と松田さん。一方、井澤さんは「スカイの周りに頼られたら、私やるわってなる部分があるんですが、私も少しそういった面があります」と明かすと、松田さんも「めっちゃみんな頼ってます!」と強く頷き、それぞれキャラクターと重なる一面が明らかになった。そして、トラブルを常にパウっと解決してしまう『パウ・パトロール』にちなんで、最近“我ながらパウっと解決した”と感じたトラブルエピソードと尋ねられると、松田さんは「数日前に新しいカバンを持って外出したら持ち手の紐が切れてしまって。一緒にいた姉がエコバッグを出してくれてそれに入れて過ごしました」と急なトラブルに姉がパウっと解決してくれた心温まるエピソードを披露した。
改めて本作から伝わるメッセージについて、井澤さんは「大人こそ泣いちゃうシーンがある。スカイが自分のコンプレックスを乗り越える姿に勇気をもらうと思います!」と伝え、続けて松田さんは「特に子育てをされている方は、自分の子供がみんなと違うと心配になることもあると思いますが、映画を観るとそれも“個性”なんだと感じられる作品です!」と親心にも刺さるポイントをアピールした。
最後に、松田さんは「今回の映画では“マイティパワー”が出てくるんですが、“自分はこの能力が欲しい!”とかワクワクしながら、新しい『パウ・パトロール』を楽しんで観ていただけたらと思います!」とコメントし、井澤さんは「新キャラがたくさん登場して、中でもジュニアパトローラーズのナノミニプチがめちゃくちゃ可愛いです!大人の新キャラ(敵役)を仲間由紀恵さんが声を担当されていて、とてもお上手なのでぜひご注目いただきたいです!」と熱意を込めてアピールし、上映を待ちわびる子供たちの熱気に包まれながらトークイベントは幕を閉じた。
映画『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』は、12月15日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や九条のT・ジョイ京都、神戸・岩屋の109シネマズHAT神戸等で公開。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!