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不時着した飛行機が反政府ゲリラが支配する無法地帯サバイブする『ロスト・フライト』がいよいよ劇場公開!

2023年11月21日

©2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.

 

落雷でフィリピンのホロ島に不時着した旅客機の乗組員たちが、反政府ゲリラの支配する島から生き残りをかけて脱出する『ロスト・フライト』が11月23日(木)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ロスト・フライト』は、ゲリラ組織が支配する島に不時着した飛行機の機長が、犯罪者と手を組みながら窮地を乗り越えていく姿を描いたサバイバルアクション。悪天候のなか、落雷でコントロールを失った航空機のブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着する。機長のトランスや乗客ら17名はからくも一命をとりとめたが、不時着した場所は凶暴な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。ゲリラたちが迫りくる中、トランス機長は生き残りをかけ、乗客の1人だった移送中の犯罪者ガスパールと手を組む。

 

本作では、乗客を守るという機長としての責務を全うしようと奮闘するトランス役をジェラルド・バトラーが務め、トランスと手を組むことになる謎めいた犯罪者のガスパール役にドラマ「ルーク・ケイジ」で知られるマイケル・コルター。元MI6という経歴を持つスパイ小説家チャールズ・カミングが執筆した脚本をもとに、『アサルト13 要塞警察』『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男』のジャン=フランソワ・リシェ監督がメガホンをとった。

 

©2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.

 

映画『ロスト・フライト』は、11月23日(木)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や九条のT・ジョイ京都、兵庫・神戸のOSシネマズ神戸ハーバーランド等で公開。

近年では、毎年コンスタントに日本で劇場公開されているジェラルド・バトラー出演作品。先月公開の『カンダハル 突破せよ』に続いて、本作で彼が演じたのは、旅客機の機長。実力派パイロットとして難しいフライトにも臨み、成功させてきた。そんな役をジェラルド・バトラーを演じるなら、そのバックボーンでは只ならぬバックボーンが無いわけがない。故に、離陸直前には移送中の身である犯罪者が乗せられるのだから、緊急事態に陥ることは明らかだ。とはいえ、単純な物語ではない。空の上が舞台であるが故、突如激しい嵐と落雷に巻き込まれ不時着に。さぁどうする!?と思っていたら、そこは、政府ゲリラが支配する世界最悪の無法地帯だった…今、世界で起こっていることを鑑みれば、そんな出来事が起きてもおかしくない。サバイバルアクション作品としては上出来だ。機長と犯罪者がタッグを組むことは予想できるが、さらには、そんな部隊も用意できるの、航空会社って!?と驚かされる展開だ。絶対に、こんな旅客機には乗りたくない、と思わせてくれるリアリティある作品として出来上がっていた。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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