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勇敢な消防士の姿を描いたレスキューアクション!『フラッシュオーバー 炎の消防隊』がいよいよ劇場公開!

2023年10月3日

©2023 ALL RIGHTS RESERVED BY UNIVERSE ENTERTAINMENT LIMITED /ASIA PACIFIC CHINA (BEIJING) FILM CO., LTD.

 

化学工場で発生した、未曾有の大火災の消火活動を描く『フラッシュオーバー 炎の消防隊』が10月6日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『フラッシュオーバー 炎の消防隊』は、未曾有の大規模爆発事故に立ち向かう消防士と、その家族や被害者たちの運命を描いた中国発のレスキューアクション。ある都市で地震が発生し、化学工場で爆発事故が起きた。火災は瞬く間に周囲の工業団地へ拡がり、付近一帯を巻き込む大規模爆発事故が引き起こされてしまう。現場へ急行した消防署長ジャオや通信員ハンらは、命懸けで消火活動や人命救助に奔走する。その頃、ジャオの婚約者ジャンは、半壊した学校内に子どもたちと一緒に閉じ込められていた。煙の充満した校舎を逃れ屋上へ避難したものの、そこには想像を絶する惨状が広がっていた。

 

本作では、『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』のドゥー・ジアン、『SHADOW 影武者』のワン・チエンユエンが出演。『the EYE アイ』のオキサイド・パンが監督を務めた。

 

©2023 ALL RIGHTS RESERVED BY UNIVERSE ENTERTAINMENT LIMITED /ASIA PACIFIC CHINA (BEIJING) FILM CO., LTD.

 

映画『フラッシュオーバー 炎の消防隊』は、10月6日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・心斎橋のシネマート心斎橋、京都・烏丸御池のアップリンク京都、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸等で公開。

化学工場に勤めている方から、もし火事が起きたら一溜まりもない、と聞いたことがある。日本で大規模火災が発生してしまったらどうしようもないだろうな。それを本作は表現し、消火活動に挑む消防士達の姿を描く。昨今の中国映画では、未曾有の災害を描いた作品が多く製作され、日本でも公開されてきた。荒唐無稽なシチュエーションでの災害を描いた作品が多かったが、本作は現実味を帯びているようにも感じられる。リアリティを以て体感できる本作において、大規模な火災現場は必見。、実際に何度も大規模な爆破を起こして撮影が行われており、爆破した消防車は6台にも及ぶそうだ。撮影には化学工場の実寸大のセットが組まれ、30台以上の消防車を使って迫力あるシーンが生み出されている、と知り本気度がうかがえる。さらに、肩章や徽章、靴、防火服などはすべて本物が使われており、細かなディテールまで拘って再現し、本物の消防士が大勢参加しているようだ。そこまで聞くと、どれだけ本気であるか十分に理解できる。そんな大規模な消火活動が実在するのか!?と驚きながらも、中国映画ならではの熱い人間ドラマも相まって実に見応えある作品であった。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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