空手家が連れ去られた娘を探すマーシャルアーツ映画『叢雲 ～ゴースト・エージェンシー～』がいよいよ劇場公開！
©2023 映画『叢雲 ~ゴースト・エージェンシー~』製作委員会
行方不明になった娘を追う元刑事の女性に、死亡確定期日が迫る中訪れる運命を描く『叢雲 ～ゴースト・エージェンシー～』が７月２８日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『叢雲 ～ゴースト・エージェンシー～』…
７年前、刑事だった叢雲凛子は武闘家連続殺人事件の犯人である土蜘蛛に命を狙われ、格闘の末に土蜘蛛を射殺。目撃者がいない中での被疑者死亡という状況の責任をとって警察官を辞職した。その事件に巻き込まれて連れ去られ、現在も行方不明のままとなっている娘のアゲハを捜し続ける彼女は、いまは探偵業をしているが、ある時、人身売買事件に遭遇。その犯行現場を捉えた監視カメラの映像に、７年前にアゲハを連れ去った謎の女と、かつての土蜘蛛と同じ雰囲気をまとう、成長したアゲハの姿が映っていた。
本作は、俳優、アクションコーデネーター、脚本家、演出家のほか、武術系YouTuberとしても活躍する浅井星光さんが主演を務めたアクション。主人公の凛子役を演じる浅井さんのほか、軍隊格闘をルーツとする「システマ」の指導者でもある北川貴英さん、合気道家の白川竜次さんがメインキャストとして出演。監督は自身もプロボクサーの経歴を持つ原田光規さんが務めた。
©2023 映画『叢雲 ~ゴースト・エージェンシー~』製作委員会
映画『叢雲 ～ゴースト・エージェンシー～』は、７月２８日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のT・ジョイ梅田で公開。
三者それぞれの格闘技における達人が一つの作品に集結しているのが見どころの本作。更には、本作のサブタイトルにある通り、霊的要素も加わっており、ある種の何でもありのごった煮なアクションドラマである。主人公の叢雲凛子（むらくも りんこ、と読む）が行方不明となった娘を探すストーリーをメインとしながらも、半グレグループやチンピラが絡み合い、宿敵が鋭角方向から飛び込んでくる展開だ。とはいえ、異種格闘技戦となるアクションのぶつかり合いは必至。霊的要素によってアクションのミックスもあり、他にはない戦いを見せてくれる。マーシャルアーツエンターテイメン
トというキャッチコピーも納得の一作だ。
Related Posts
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします！
