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不慮の事故で妻と娘を同時に失った男性が遭遇する不思議なラブストーリー『月の満ち欠け』がいよいよ劇場公開!

2022年11月30日

(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

 

不慮の事故で妻子を亡くした男性と、かつてとある女性に許されない恋をした男性が、ひとりの女性の存在によって交錯していくラブストーリー『月の満ち欠け』が12月2日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『月の満ち欠け』…

小山内堅は、愛する妻と家庭を築き、幸せな日常を送っていたが、不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失ったことから日常は一変する。悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故当日、娘の瑠璃が面識のないはずの三角に会いに来ようとしていたという。そして、三角は娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した「瑠璃」という女性について語り出す。それは数十年の時を超えて明らかになる許されざる恋の物語だった。

 

本作は、2017年に第157回直木賞を受賞した佐藤正午さんによるベストセラー小説を、大泉洋さん主演、有村架純さん、目黒蓮(Snow Man)さん、柴咲コウさんの共演、廣木隆一監督のメガホンにより映画化。小山内夫妻役を大泉さんと柴咲さんが、娘と同じ名前を持つ女性役を有村さん、三角役を目黒さんがそれぞれ演じる。

 

(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

 

映画『月の満ち欠け』は、12月2日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ梅田ブルク7、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋、難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSや神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。

本作の提示する死生観にどう向き合うべきか。鑑賞後に悩みながらも、住んでいる地域や、勉強してきたこと、宗教など、様々な要因のもと我々の中に「普通」があることを再認識した。突拍子もない解釈に最初は戸惑いもあったが、死別した人を思う気持ちは皆等しく、『どこかに愛した人は存在しているのではないか』と期待してしまうのだろう。逢いたいと願った先に現実が追いついた時、奇跡と見るか、数奇と見るか。鑑賞者によって大きく左右される部分であるため、公開後の世間評がとても気になる作品だ。人によって様々な考えがあるように、本作に対する評価で個人の人柄や人間性が露になるに違いない。

fromねむひら

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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