ロンドンのオットレンギが全面協力！世界中のスイーツで幸せ運ぶ『ノッティングヒルの洋菓子店』がいよいよ劇場公開！
（C） FEMME FILMS 2019
突然この世を去った女性パティシエの思いを引き継いだ家族と親友が、その夢の実現に向け奮闘する『ノッティングヒルの洋菓子店』が、１２月４日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『ノッティングヒルの洋菓子店』は、英ロンドン、ノッティングヒルに洋菓子店をオープンした３世代の女性たちと男性シェフの奮闘を、ロンドンの人気デリ「オットレンギ」の全面協力で描いた人間ドラマ。名店で修行を積んだパティシエのサラと親友イザベラは、長年の夢だった自分たちの店をオープンすることに。そんな矢先、サラが突然の事故で他界。夢を諦めきれないイザベラとサラの娘クラリッサは、絶縁していたサラの母ミミも巻き込んで、パティシエ不在のまま開店に向けて動き出す。そんな彼女たちの前に、ミシュラン２つ星レストランで活躍する男性シェフ、マシューが現れる。かつて恋人だったサラから逃げた過去を持つ彼は、あることを償うためにパティシエに名乗りを上げたのだ。それぞれの思いを抱えながら、サラの夢をかなえるべく奮闘する４人だったが…
本作では、サラの娘クラリッサを『暮れ逢い』のシャノン・ターベット、母ミミを『マリーゴールド・ホテル』シリーズのセリア・イムリー、シェフのマシューを『シャーロット・グレイ』のルパート・ペンリー＝ジョーンズがそれぞれ演じた。なお、ドイツ出身でロンドンのノッティングヒル在住のエリザ・シュローダーが自ら原案・製作・監督を務めて作り上げている。
（C） FEMME FILMS 2019
映画『ノッティングヒルの洋菓子店』は、１２月４日（金）より、大阪・梅田のテアトル梅田、なんばのなんばパークスシネマ、京都・烏丸の京都シネマ、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸をはじめ全国の劇場で公開。
何度か訪れたロンドン、最初は憧れのブリティッシュ食を求めて、パブで立ち飲みしてみたり、少し贅沢して高級アフタヌーンティーを味わってみたりしてみた。しかし、何日か滞在すると、別の味を求めたくなる。そして、英国の味以外を見つけることが思ったよりも難しいことに気付く。もしも、ロンドンのノッティングヒルで暮らして長い時間が経ったら、何をリクエストするだろう？と想像して楽しくなった。劇中に登場する日本代表！？のスイーツはちょっと意外な印象だが、とても美味しそうだった。作ってくれるという心遣いが温かくて嬉しい。
タイトルから、もっとお菓子屋さんの奮闘記がメインのストーリーかと想像してしまう。むしろ、その店を見届けることなく亡くなった人物に対して、残された大事な人々の再生の物語だった。原題は「Love Sarah」。お店の名前であり、彼らの思いを具現化した言葉。サラは、ロンドン中心部とノッティングヒルのお店とを自転車で行き来する。大観覧車ロンドンアイやタワーブリッジ、二階建ての赤いバスなどの流れていくロンドンの風景が目を楽しませていく。三人の女性達によるロンドンアクセントの英語で交わされる会話が小気味よい。イギリス文化やロンドンが好きな人にとって幸せの詰まった作品だ
fromNZ2.0@エヌゼット
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- 映画ライター
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