ロビン・フッドの誕生描く『フッド:ザ・ビギニング』がいよいよ劇場公開!「串カツだるま」とのコラボも実施!
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十字軍の遠征からシャーウッドの森に帰って来たロビン・フッドが、腐敗した君主に立ち向かうさまを描き出す『フッド:ザ・ビギニング』が10月18日(金)より全国の劇場で公開される。また、「串カツだるま」とのコラボレーションも実施していく。
映画『フッド:ザ・ビギニング』は、これまでにも何度も映画化されてきた、中世イングランドの伝説的英雄ロビン・フッドの誕生秘話を描いたアクション。イングランドの広大な屋敷に暮らす若き領主ロビン・ロクスリーは、何の苦労も知らずに生きてきた。しかし、十字軍に徴兵され遠い異国で戦い、4年を過ごして帰ってくると、ロビンは戦死したものとして領地も財産も没収されていた。どん底に落ちたロビンだったが、戦地では敵だった最強の戦士ジョンに導かれ、腐敗した政府に対して反逆を開始する。頭巾(フッド)で顔を隠したロビンは、政府から盗んだ金を領主として献上し、次第に権力のトップに近づいていく。そんなロビンは、貧しき者たちの代弁者として民衆の心をつかんでいくのだが…
『キングスマン』『ロケットマン』のタロン・エガートンが主演し、共演にオスカー俳優のジェイミー・フォックスら。監督はこれが長編映画初挑戦となるオットー・バサースト。製作にレオナルド・ディカプリオ。
また、本作の公開を記念して、ロビン・フッド(HOOD) と、 大阪のソウルフード( FOOD) を掛け 「串カツだるま」とのコラボが決定。大阪の『ソウル・フード:ザ・ビギニング 』と題して、魚のすり身にタコと紅しょうがを混ぜ合わせ、中心にはとろ~りゴーダチーズが収まったコラボ串「たこ焼串」(税抜き180円)が、10月8日(火)~11月14日(木)まで販売される。
映画『フッド:ザ・ビギニング』は、10月18日(金)より全国の劇場で公開。「串カツだるま」とのコラボ串「た こ焼串」は、10月8日(火)から11月14日(木)まで、大阪市内の店舗(なんば本店、法善寺店、道頓堀店、心斎橋店、北新地店、クロス茶屋町店、ジャンジャン店、通天閣店、動物園前店)で販売される。
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「皆んなが知っているおとぎ話ではない」、独特な語り口からスタートする本作は『ロビン・フッド伝説』を愚直に映画化しただけではなく、オリジナルの解釈を加え現代へ解き放った。
ある日、全てを失ったロビンが故郷へ舞い戻り、腐敗した政府に虐げられる民の姿を目の当たりにする。民の公平を求め奮闘することを決めたロビンの姿を追う物語は、現代人の我々にとっても非常にタイムリーな内容だ。若領主であるロビンが民衆を率いて先頭に立つシーンでは現在の香港デモを連想してしまい、決起集会のシーンで思わず胸が熱くなる。
そして、本作の見所のひとつでもある早撃ちアーチャーアクションは、実在するアーチェリーのプロ指導のもと行われているため、アクションは全編通して非常に高いレベルの仕上がりとなっており、銃撃戦にも負けないスリルを生み出す。主演を務めたタロン・エジャトンの演技は『キングスマン』のエグジーの時に近いものがあるため、全国のタロンファン必見の作品とも言えよう。
ちなみに、個人的な注目してほしいポイントは州長官を演じるベン・メンデルソーンの中間管理職的立場の絶妙な演技力だ。彼は本作以外にも中間管理職ポジションでいい味を出してることが多いので本作と共に是非見比べてほしい。
fromねむひら
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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