ある作家を魅了した読書会の秘密とは…『ガーンジー島の読書会の秘密』がいよいよ劇場公開!
(C)2018 STUDIOCANAL SAS
第2次世界大戦期に英国で唯一ナチス占領下にあったガーンジー島を舞台に、島に存在していた“読書会“の謎を探る女性作家の奔走を描く『ガーンジー島の読書会の秘密』が、8月30日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ガーンジー島の読書会の秘密』は、第2次世界大戦直後のイギリスの島を舞台に、ある作家が魅了された読書会をめぐるミステリー。第2次世界大戦中、イギリスで唯一ナチスドイツに占領されたチャンネル諸島の1つであるガーンジー島。そこに暮らす人々の支えとなっていたのが、島での読書会とその創設者であるエリザベスという女性の存在だった。人と人の心を本がつないだ事実に強く興味を抱いた作家のジュリエットは、読書会に関する記事を書こうと島を訪ねるが、島にはエリザベスの姿はなかった。読書会のメンバーと交流をしていく中で、ジュリエットは彼らが重大な秘密を隠していることに気づいてしまう…
本作では、ジュリエット役を『シンデレラ』のリリー・ジェームズが演じるほか、ミキール・ハースマン、トム・コートネイらが顔をそろえる。監督は『フォー・ウェディング』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイク・ニューウェルが務める。
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映画『ガーンジー島の読書会の秘密』は、8月30日(金)より大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ、京都・二条の TOHOシネマズ二条、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸(9月13日(金)から)をはじめ、全国の劇場で公開。
こんな映画が観たかったんです!という要素が満載の大満足作品。
第二次大戦終戦直後のイギリス。当時のファッションや街並み。作家と書店と読書会。大戦中にナチスドイツがイギリスに進駐してくる緊張感。大戦の前と後の時間軸を行き来しながら描かれる二組の恋人たちの行く末。次第に明らかになってゆく真相のミステリー風味。読書を愛する登場人物たちが話すイギリス英語は耳にも心地よく、好きな人にはとにかくストライクなポイントが多すぎてたまらない!
そして、ヒロインのリリー・ジェームズの健気でひたむきな姿の可愛らしさといったら!『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』に続いて、タイプライターを打つ姿が似合う女優マイベスト1!原題は「THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY(ガーンジー島 読書とポテト皮パイの会)」このタイトルの意味も劇中で明らかになるが…映画を観たあとに、ポテトピールパイが食べたくなるかどうかは、ノーコメント。
エンドロールまで楽しさがいっぱいで、観終わってきっと幸せな気持ちになれる作品だ
fromNZ2.0@エヌゼット
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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