日本酒に魅せられた女性3人の活動追うドキュメンタリー『カンパイ!日本酒に恋した女たち』がいよいよ関西の劇場でも公開!
(C)2019 KAMPAI! SAKE SISTERS PRODUCTION COMMITTEE
日本酒界で活躍する女性たち3人にフォーカスし、彼女らの物語を通して日本酒について様々な角度から掘り下げ、日本酒界の今後についても映し出していく『カンパイ!日本酒に恋した女たち』が、5月24日(金)より関西の劇場でも公開される。
映画『カンパイ!日本酒に恋した女たち』は、古くは女人禁制とされた時代もあった日本酒の世界で活躍する3人の女性たちを追ったドキュメンタリー。広島に100年以上続く酒蔵を酒造りごと継いだ女性杜氏の今田美穂氏、大胆なフードペアリングで日本酒界に新たな旋風を巻き起こしている日本酒バーのカリスマ店長・千葉麻里絵氏、そして日本酒の魅力を様々な形で発信するニュージーランド出身の日本酒コンサルタント、レベッカ・ウィルソンライ氏という3人の女性を追い、伝統的かつミステリアスな世界で新しい世代の女性たちが活躍する姿を通じ、日本酒の魅力を再発見する。
本作は、日本酒に魅せられた人々を描いた『カンパイ!世界が恋する日本酒』に続く日本酒ドキュメンタリー第2弾。ゴールデングローブ賞を選考するハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)所属するジャーナリストでもある小西未来監督が、前作から引き続き手がけた。
(C)2019 KAMPAI! SAKE SISTERS PRODUCTION COMMITTEE
映画『カンパイ!日本酒に恋した女たち』は、5月24日(金)より、大阪・梅田のテアトル梅田、6月1日(土)より、京都・烏丸の京都シネマ、6月22日(土)より、神戸・元町の元町映画館で公開。
真っ暗な早朝から酒を作り出す様子をBGMだけで映し出す手法に制作者の愛を感じた。
かつて女性が酒蔵に入ることが禁止されていたお酒の世界に取締役として携わっていること、5年間ノートを取り続けていること、日本という異国へ移住して来たこと。どれも簡単に真似できることじゃない。しかし、この映画に出てくる3人の女性は本当に楽しそうにお酒と向き合っている。
よく考えてみると、お酒を呑むためにお酒を呑みに行ったことはなかった。ご飯のお供、映画のお供として呑むことはあってもお酒の香りや風味、喉ごしまで味わいながら呑んだことはない。しかし口噛み酒という少し荒めのお酒からここまで進化した日本酒を見せつけられると「お酒を呑みに」出掛けたくなる。
普段から慣れ親しんでいない人こそ、しっぽり日本酒に浸りたくなる映画であった。
fromマツコ
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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