エリック・クラプトンの波乱に満ちた人生の軌跡を見つめる『エリック・クラプトン 12小節の人生』がいよいよ全国の劇場で公開!
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天才ギタリストとして世界の音楽界に君臨し続けるエリック・クラプトンにスポットを当てた音楽ドキュメンタリー『エリック・クラプトン 12小節の人生』が、全国の劇場で11月23日(金)より公開される。
映画『エリック・クラプトン 12小節の人生』は、「ギターの神様」とも称されるエリック・クラプトンの激動の人生を追った音楽ドキュメンタリー。関係者インタビューを極力入れず、ヤードバーズ、クリームなどのバンド期、そしてソロ活動の未発表映像を中心にした映像群のほか、私的な日記、手書きの手紙、デッサンなどを貴重な資料をひも解き、本人によるナレーションでクラプトンの人生を描いていく…
本作では、さらにジョージ・ハリスン、ジミ・ヘンドリックス、B・B・キング、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズ、ボブ・ディランなどの貴重なアーカイブ映像も盛り込み、クラプトンと彼を取り巻く人びとからその時代が切り取られる。アカデミー賞作品『ドライビング・MISS・デイジー』などの製作を手がけたリリ・フィニー・ザナックが監督を担った。
映画『エリック・クラプトン 12小節の人生』は、11月23日(金)より大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ、難波のTOHOシネマズなんば、京都のTOHOシネマズ二条、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸をはじめ、全国の劇場でロードショー。
エリック・クラプトン、私にとってリアルタイムは1998年の『ピルグリム 』以降。それまでにヤードバーズやクリームといったバンドに所属していたことは知っていたが、まさか、これほどまでに波乱に満ちた人生を送っていたとは…ヤク中にアル中、ジョージ・ハリスンの奥様を奪ったり、御子息の転落死を経験していたり…本作にはクラプトン本人も出演しているが、よくこのような人生をドキュメンタリー映画にすることを承諾したな、と思ってしまう。
…と壮絶なる人生について書いたが、もちろん音楽要素も多分にあるのが本作。特に自身の経験が大いに反映されている「いとしのレイラ」や「ティアーズ・イン・ヘヴン」が大きくフィーチャーされており、この2曲をスクリーンで観るだけでも大いに価値がある。エリック・クラプトンのビギナーでもマニアでも必見の一作!
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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