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カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若き日々を描く『マルクス・エンゲルス』がいよいよ関西の劇場で公開!

2018年5月11日

(C)AGAT FILMS & CIE – VELVET FILM – ROHFILM – ARTEMIS PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINEMA – JOUROR – 2016

 

思想家のカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若き日々を描く『マルクス・エンゲルス』が京阪神の劇場で5月12日(土)より公開される。

 

本作は、『ルムンバの叫び』のラウル・ペックが監督を務めた。マルクス役は『汚れたダイヤモンド』のアウグスト・ディール、エンゲルス役は『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』シュテファン・コナルスケが演じている。

 

映画『マルクス・エンゲルス』は、科学的社会主義を構築したカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若き日の活躍を描いた人間ドラマ。1840年代のヨーロッパでは、産業革命が社会構造のひずみから経済格差を生み出していた。貧困の嵐が吹き荒れ、不当な労働条件がはびこる社会にいらだちを覚えていた26歳のカール・マルクスは独自の経済論を展開するが、その過激な言動により妻とともにドイツ政府から国を追われる。フランスへとたどりついたマルクスは、パリでフリードリヒ・エンゲルスと出会う。それはのちに、これまでになかった新しい労働運動を牽引していく2人の運命的とも言える出会いだった…

 

映画『マルクス・エンゲルス』は、5月12日(土)より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田で公開。また、6月9日(土)からは兵庫・三宮のシネ・リーブル神戸、6月30日(土)からは京都・烏丸の京都シネマにて公開予定。

語弊のないように書くと、マルクスの著書『資本論』は労働とは何を意味するのかを丁寧に描いた革命的な書物である。共産主義を訴えることを趣旨としたものではない。本作では、その片鱗について、若き2人の活動家をとらえた作品である。経営者と労働者の関係は、現在と時代が違っていても変わらない。だからこそ、皆を扇動する者はいつの時代にも登場する。かつては、言論を主張するだけで思想犯として国を追われてしまう。現在では、人権がまともに働いている国々では、自由に議論を活発にすることができる。カール・マルクスが生誕し200年が経った今、敢えて本作を作る意味が何処にあるのか。現代をこれから動かそうとする若者に向けて意義ある作品であると訴えたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆

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