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イタリアから届いた人生賛歌!映画『はじまりの街』京阪神で公開!

2017年11月17日

夫のDVから逃れローマからトリノにやってきた母子と、2人を見守る人々の姿を描くヒューマンドラマ『はじまりの街』が関西の劇場で11月18日(土)より公開される。

 

人生の新たなスタートに向けて歩もうとする母と子、そしてその二人をさりげなく見守る心優しき人たち。本作は、住み慣れた世界を捨て、見知らぬ土地で生きていく親子が、嵐を乗り越え、 確実に未来へと進み始めていくまでを描いた。

 

映画『はじまりの街』は、家族という題材を通して社会の現状を映し出していく人間ドラマ。アンナと12歳の息子バレリオはスーツケース1つを提げ、ローマから親友カルラが暮らすトリノの街へと移り住む。夫のDVから逃れ、見知らぬ土地で新たな生活を切り開くため仕事探しに焦るアンナと、ひとりで寂しい時間を過ごす息子バレリオとの溝は深まっていった。どんな逆境にもめげることのない母、そして健気な息子、そんな2人を陽気なカルラ、近所のビストロオーナーがあたたかく見守っていく…

 

映画『はじまりの街』は、11月18日(土)から、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田と京都・烏丸の京都シネマで公開。また、12月2日(土)から神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開予定。

息子バレリオの視点に立つと、知らない街に移り住むことは、希望と不安に満ちている。DVを受けていたとしても、たった一人の父親という存在はかけがえのないものだ。母親しかいない状況下に置かれ、家庭や社会の中での立ち位置に悩んでしまう。はみ出し者の意識が芽生えて仕方ない環境で、心惹かれる存在を見つけた時、その相手がどんな人間であろうと近づきたくなるものだ。

この作品は、母と子、その2人を見守る人々、不完全ながらも日々を一生懸命生きている人達を描くイタリア発の人生賛歌。登場人物の誰かに自分を重ね合わせながら、人生の素晴らしさを感じていたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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