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神戸市内すべての映画館で上映 35mm FILM映画祭開催へ

2017年1月13日

神戸市内すべての映画館で35mmフィルム映写機でのフィルム映画を上映し、神戸市内の映画館めぐりを楽しむ映画祭「35mmフィルム映画祭」が2017年2月中旬から3月中旬に開催される。

35mmフィルム映画祭」は、2017年1月1日に神戸港が開港150年を迎えるにあたり、海や港、船への関心を深め、神戸港のさらなる発展のスタートとするために行われる「神戸開港150年記念事業」関連イベントの1つ。神戸は日本で初めて映画が上陸した街であり、デジタル化が進む現在でも、神戸市内の劇場では未だアナログ機材である35mmフィルム映写機を残している。

神戸開港150年を記念して、”映画のまち 神戸”に合わせたバラエティ豊かな劇場の特色と、フィルム映写の魅力を伝えるため、神戸市内のすべての映画館で35mmフィルム映写機でのフィルム映画を上映し、市内の映画館めぐりを楽しむ映画祭となっている。

参加映画館は、109シネマズHAT神戸、OSシネマズ神戸ハーバーランド、OSシネマズミント神戸、神戸アートビレッジセンター、神戸映画資料館、神戸国際松竹、Cinema KOBE、シネ・リーブル神戸、パルシネマしんこうえん、元町映画館他を予定している。上映作品はまだまだこれからの発表だが、現時点ではパルシネマしんこうえんで『シベールの日曜日』、『クレイマー、クレイマー』の上映が伝えられている。上映プログラムが記載された小冊子「神戸シネママップ」も制作中。

35mmフィルム映画祭」は2017年2月18日(土)から3月10日(金)まで神戸市内すべての映画館で開催。詳細は決まり次第HP等で告知される。

今や映画館はデジタル映写機全盛の時代に、あえてフィルム上映にこだわる映画館が全国にはいくつかある。そんな状況下で、じつはけっこうな数の映画館が市内にある神戸市で35mmフィルムにこだわった映画祭を行うのは興味深い。2012年6月に米パナビジョンが35mmフィルム事業から撤退したことの影響を受けているわけだが、それまでにおいては本当に数多くの映画が35mmフィルムで撮られたわけなので、いくらでも名画と言われる作品はあるわけです。一定期間内でどれほど多くの名作が上映されていくのか、今後の詳細な発表が今から楽しみだ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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