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パンデミックによって荒廃した近未来を舞台に、妻を失った悲しみを抱えながら孤独に生きる男が僅かな希望を追い求める姿を描く『ラスト・サバイバー』がいよいよ劇場公開!

2026年8月26日

©2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 

パンデミックによって荒廃した世界で、妻を亡くした孤独な男が、愛犬と暮らしながら希望を探す姿を描く『ラスト・サバイバー』が8月28日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ラスト・サバイバー』は、謎のパンデミックで人類の大半が死滅した終末世界を舞台に、愛犬とともに生き延びるパイロットが希望を求める姿を描くサバイバルアクション。謎のパンデミックにより人口の大半が失われ、生き残った者たちが奪い合いを繰り広げる荒廃した世界。パイロットのヒッグは、元軍人のバングリーと共同戦線を張ることで日々を生き延びていた。心の拠り所は、愛犬ジャスパーの存在と亡き妻の記憶だけ。そんなある日、彼のもとに無線を通じて謎の声が届く。世界の終わりになお希望が残されているかもしれないと考えたヒッグは、その声に導かれるように、未知の空へと飛び立つ決意を固める。だがその先に広がっていたのは、凶暴な動物や容赦ない襲撃者がはびこる、殺すか殺されるかの過酷な現実だった。

 

本作では、米作家ピーター・ヘラーのベストセラー小説を、『ブレードランナー』『オデッセイ』の巨匠リドリー・スコットが映画化した。主人公ヒッグ役を、『フランケンシュタイン』で第98回アカデミー助演男優賞にノミネートされたジェイコブ・エロルディが演じる。ジョシュ・ブローリン、マーガレット・クアリー、アリソン・ジャネイ、ガイ・ピアースらが共演した。

 

©2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 

映画『ラスト・サバイバー』は、8月28日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマ、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

ディズニーより、『ラスト・サバイバー』のIMAX大阪完成披露試写会に招待されました。

所謂、名匠と呼ばれる映画監督達が続々と新作を世に送り出している2026年。リドリー・スコット監督は、ディストピア小説を文学的表現を以て映画化した。原作であるピーター・ヘラーのベストセラー小説「The Dog Stars」は、パンデミックによる文明崩壊後の世界を舞台に、生き残った男の孤独と希望を綴っており、当初の邦題は「いつかぼくが飼える場所」として出版されている。”ぼく”という言葉が含まれていることから、主人公の視点を以て描いており、内省的な物語となっている。今回の映画化にあたり、基本的には、この内省的な物語をベースにしているが、廃墟を舞台にした銃撃戦があったり、ダイナミックな飛行シーンもあったりしており、スケール感たっぷりのアクションが取り入れられていることも注目ポイントだ。なお、脚本を手掛けたマーク・L・スミスは、極限状態におかれた人々を描くことに長けており、人間ドラマとスケールの大きな映像世界が見事に合わさっていることは大いに信頼できる。そして、リドリー・スコット監督によるディストピアな世界を描いた作品と云えば1982年の『ブレードランナー』であり、当時の感覚から描いた未来の世界が表現されていた。本作においては、コロナ禍を経た現在におけるパンデミック後の世界を表現しており、いつの時代においても現実と地続きにある世界を描いていることも興味深い限り。そして、その先にある”希望”を本作では表現しようとしており、観客それぞれによる作品の受けとめ方があるのではないだろうか。まさに、2020年代中盤におけるリドリー・スコット監督ならではのディストピア文学作品であった。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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