“嘘がつけなくなってしまった”不動産営業マンと、顧客第一を貫く後輩社員が、正直さと誠実さだけを武器に奮闘する…映画『正直不動産』がいよいよ劇場公開!
©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館 ©2026 映画『正直不動産』製作委員会
嘘が吐けない不動産営業マンが、業界が抱える難題に正面から立ち向かう姿を描く映画『正直不動産』が5月15日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『正直不動産』は、ひょんなことから嘘がつけなくなった営業マンが、正直さだけを武器に海千山千の不動産業界で悪戦苦闘する姿を描く。登坂不動産のエースとして活躍していた営業マンの永瀬財地は、地鎮祭の準備中に祠を壊した祟りで”嘘がつけない”体質になり、正直すぎるがゆえに数々のトラブルを起こしながらも奮闘する日々を過ごしていた。高級車に乗りタワマンに住むという野望を抱く彼は、課長昇進をかけて同僚たちと競争する一方で、海外の不動産投資詐欺や過去の契約トラブル、元同僚である不動産ブローカーによる謎の大規模開発計画、ライバル会社のミネルヴァ不動産による悪質で巧妙な地上げ戦略など、不動産業界に渦巻く難題に正直に立ち向かっていく。
本作では、小学館「ビッグコミック」にて連載の人気漫画を山下智久主演で実写化し、2022年から2シーズンにわたり放送されたテレビドラマ「正直不動産」シリーズを映画化。キャストには、主人公である永瀬財地役の山下智久さんと後輩で相棒である月下咲良役の福原遥さんをはじめ、市原隼人さん、ディーン・フジオカさんらドラマ版でおなじみのメンバーが集結。ドラマ版に引き続き、NHK連続テレビ小説「おむすび」の根本ノンジさんが脚本、「のだめカンタービレ」シリーズの川村泰祐さんが監督を務めた。

©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館 ©2026 映画『正直不動産』製作委員会
映画『正直不動産』は、5月15日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマ、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。
数年前に住宅を購入した者としては、多少なりとも不動産に関する知識や情報にも関心があり、興味津々に観ることが出来る作品だ。それにしても、本シリーズで描かれる主人公の永瀬財地が当初振舞っていたような、やっかいな顧客に対する対応方法については、本音をいえば、共感できないこともない。どうにか穏便に済ませたいが、それが後になって大事になってしまうのは良くあることだ。だが、そこから挽回し、最終的にお客様に喜んでもらうことが、仕事の醍醐味であるだろうか。そんな彼が、”嘘がつけない”体質になってしまい、さらに大変な仕事に巻き込まれてしまうのが、本シリーズの醍醐味である。映画となった本作は、冒頭からアメリカを舞台としながらも、基本的には日々の業務を描いていく。そこで出くわすのは、賃貸マンションでのトラブルから地上げや大規模な土地開発計画まで大小様々な案件の数々。自身に回してほしくないような案件ばかりだが、自らの仕事の価値を挙げていくことには変わりない。そこで最終的に大切にしていきたいのは、お客様に心から喜んでいただけること。何が大事であるか十分に考えた上で、機転を効かした提案によって喜んでもらっている姿を見る程、応援したくなってしまう。なお、ライバルとなる不動産会社も登場するが、彼等をあからさまにあくどく描こうとしていないことにも、既存の”お仕事”作品とも違うポイントだろうか。コミカルな映像表現に驚かされながらも、真摯に仕事に向き合っている姿を描いた”正直”!?な作品である。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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