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世界中を笑いの渦に巻き込んだホラーコメディを韓国リメイク!『ハンサム・ガイズ』がいよいよ劇場公開!

2025年9月30日

©2024 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & HIVE MEDIA CORP All Rights Reserved.

 

森の奥の新居に引っ越してきたふたりの男性が、湖で溺れかけた少女を助けようとするが、殺人鬼と勘違いされてしまう『ハンサム・ガイズ』が10月3日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ハンサム・ガイズ』は、殺人鬼に間違えられた2人の男が巻き込まれる事件を描いたホラーコメディ。自称タフガイのジェピルとセクシーガイのサングは、森の奥深くにある新居に引っ越してきた。2人は互いがいかにハンサムかを褒め合っているが、実際にはその強面ぶりから周囲の人々に不審者だと疑われてしまう。そんなことは知るよしもない2人は、ようやく手に入れたマイホームでの新たな生活に幸せをかみしめていた。ところが、その幸せもつかの間、近くの湖で溺れかけた大学生ミナを助けようとしたことで、殺人鬼に間違えられてしまう。彼らを殺人鬼だと信じ込んだミナの友人たちが次々と襲いかかってくる中、今度は家の地下室に封じられていた古代の悪霊が目を覚まし、家は次第に不気味なエネルギーに包まれていく。

 

本作は、2010年製作のカナダ映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』を韓国でリメイクした作品。『ソウルの春』『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』等、真面目な役柄が多いイ・ソンミンが、強面のジェピル役を務め、『KCIA 南山の部長たち』やNetflixドラマ「殺人者のパラドックス」のイ・ヒジュンが、筋骨隆々の見た目に反して臆病なサング役を演じた。女子大生ミナ役は『おひとりさま族』、Netflixドラマ「悪縁(アギョン)」で知られるコン・スンヨン。地元警察コンビを、映画やドラマで活躍するパク・ジファンとイ・ギュヒョンが演じる。監督は、これまで数々の作品で助監督を担い、本作が長編監督デビュー作となるナム・ドンヒョプが務めた。

 

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映画『ハンサム・ガイズ』は、10月3日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のテアトル梅田や心斎橋のkino cinéma 心斎橋や難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都、兵庫・神戸のkino cinéma神戸国際等で公開。

凶悪な殺人鬼と勘違いされてしまった2人の男が巻き込まれる事件を描いたスプラッターコメディ『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』をよくぞここまで韓国映画らしいリメイク作品に仕上げたなぁ、と感心するほどに大いに笑いながら楽しませてもらった。今回、殺人鬼に間違えられた2人の男にキャスティングされたのは、日本で近年公開されている韓国映画ではお馴染みのイ・ソンミンとイ・ヒジュン。共に出演した『KCIA 南山の部長たち』ではシリアスな演技をしたり、他の作品では人情味あるキャラクターを演じてきたが、今回は、森の中で暮らすことを夢みた一般人。全く恐ろしい要素はないのだ。しかし、元々の作品と同様に殺人鬼に勘違いされてしまうのが、なんとも面白い。そして、勘違いだけでなく、まるで死のピタゴラスイッチの如く、次々とスプラッターシーンが続いていく有様は、最早笑うしかないのだ。しかし、本作はそれだけでは終わらない。様々な要素が詰め込まれていないと満足しない韓国のお客様への施しはしっかりと成されている。アジア圏でリメイクされる意義がココにあるのではないだろうか。ここまで抱腹絶倒なおもしろさがある本作が出来上がってしまったなら、次はどの国でリメイクされるだろうか。東南アジア諸国でもリメイク出来るんじゃないかな。今から大いに楽しみにしておきたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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