kino cinémaが大阪初進出!「kino cinéma心斎橋」が12月13日(金)よりオープン!
2024年10月24日(木)をもって閉館した大阪・心斎橋のシネマート心斎橋。その後、同じ場所にkino cinéma心斎橋が12月13日(金)よりオープン。今回、キネ坊主では、オープン前のkino cinéma心斎橋を訪れた。
木下グループの傘下で映画館の開発・運営・興行を手掛ける株式会社kino cinémaは、2024年12月13日(金)、大阪・心斎橋の心斎橋ビッグステップ4Fに「kino cinéma 心斎橋」を開業。kino cinémaとしては、2019年4月に開業した「kino cinéma横浜みなとみらい」をはじめ、現在運営している5つの映画館に次ぐ6番目の劇場として大阪府に初出店。2スクリーンを備え、総座席数は207席となっている。
「居心地の良いシアター」をコンセプトとしており、2シアター共に音にこだわっているシアターだ。デジタルシネマの音を司っているサウンドプロセッサーには、フランスのTRINNOV社のOVATIONⅡを導入、メインスピーカーやサブウーファーはJBLで統一している。座席には、コトブキシーティングによるローバックタイプのシネマシートを採用。背の高さを低めに設定しており、傾斜が緩やかなシアターにピッタリの座席となっている。なお、スクリーン2には、昔ながらの“フィルム上映の良さ“を味わってもらうために、35mmフィルム上映映写機を完備しており、専任の映写技師のもとでフィルム上映もラインナップされていく。
劇場ロビー内は、明るく清潔感のある内装デザイン。快適に映画を楽しむための上質な映画環境を整えた。窓口でのチケット販売はタッチパネルを用いたセルフ端末形式、オンライン購入したチケットも端末で発券可能。コンセッションにはおかわり自由のドリンクバー(450円)、アルコールではクラフトビールのCOEDO 瑠璃-Ruri-、ザ・プレミアム・モルツ、角ハイボールにこだわり酒場のレモンサワーと充実。鹿児島県いちき串木野市の濵田酒造株式会社による「だいやめ~DAIYAME~」や「うかぜ」といった焼酎まで揃っている。
そして、上映作品は、ポップカルチャーを発信する場所の一つになるように、ジャンルにとらわれない作品を選定し、一般的なシネコン映画館とは一線を画すバラエティに富んだ作品を上映していく。12月13日(金)のオープンより『あんのこと』、『ありきたりな言葉じゃなくて』(関西先行上映)、『市民捜査官ドッキ』、『ホワイトバード はじまりのワンダー』、『対外秘』を上映。12月27日(金)からは35mmフィルム版の『オッペンハイマー』が関西初上映される。
kino cinéma心斎橋は、12月13日(金)よりオープン。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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