炎上系配信者が“いわくつきの館”で恐怖体験するPOVホラー『デッドストリーム』がいよいよ劇場公開！

2024年8月13日

過激さが原因でアカウントを停止されてしまった配信者が、何人もの住民を死に追いやった、いわくつきの廃墟で復帰ライブ配信を決行する『デッドストリーム』が８月１６日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『デッドストリーム』は、崖っぷちの炎上系配信者が廃墟でのライブ配信中におぞましい恐怖に襲われる様子を、主人公の主観ショット（POV）で撮影した、ファウンドフッテージ形式のPOVホラー。炎上系配信者として人気を集めていたショーンだが、過激すぎる企画が原因でアカウントを停止され、スポンサーやファンから見放されてしまう。配信者としてすべてを失ったショーンは名誉挽回をかけた企画として、ある廃墟でのライブ配信を決行する。深い森のなかにたたずむその廃墟は、かつて何人もの住人を死に追いやったといわれる、いわくつきの館だった。ライブ配信を盛り上げるために館内を荒らしてまわり、視聴者のコメントにあおられて挑発的な行動を繰り返すショーンは、やがて触れてはならない何かを呼び覚ましてしまう。

本作では、主人公ショーンを演じているジョゼフ・ウィンターが、妻のバネッサ・ウィンターとともに監督、製作、脚本、編集を手がけて作り上げた。また、ジョゼフは音楽も担当している。

映画『デッドストリーム』は、８月１６日（金）より全国の劇場で公開。関西では、８月１６日（金）より大阪・梅田のテアトル梅田や京都・烏丸御池のアップリンク京都、８月２４日（土）より神戸・元町の元町映画館で公開。

真夜中に深い森の先にある廃墟に迷い込んでいく様子をPOVで撮影した様子を伝えるフェイクドキュメンタリー…と聞くと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を思い出さずにはいられない。様々な模倣作品が制作されてきたが、本作では、過激さが原因でアカウントを停止されてしまった崖っぷちの炎上系配信者が主人公であることが、２０２０年代の現代版ならではのディティールを施しているのが興味深い。クラシカルなホラー映画へのオマージュはたっぷりと込められており、ジャンプスケアについては事欠かさず演出している。あくまで主観ショットが中心であるのだが、其処彼処に怪しげなものが映されており、ライブ配信の視聴者からコメントを以て煽られ、炎上系配信者ならではの挑発的な行動には期待せずにはいられない。同時に、フェイクドキュメンタリーでありながらも、それ以上やったら危険すぎる、といった心配も抱いてしまう。撮影現場では、主演のジョゼフ・ウィンターが、妻のバネッサ・ウィンターと共に監督・脚本・制作・編集に至るまで二人三脚で手掛けているようだが、危険な出来事に遭遇したとかしなかったとか…やはり、いわくつき！？物件での撮影にはつきもののようだ。今POVホラーをやるならコレだ！と言わんばかりに詰め込んだノンストップな作品を思い切り楽しんでみよう！

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