家族から虐げられてきたヒロインが自分を愛してくれる男性と出会い、新たな運命を切り開く『わたしの幸せな結婚』がいよいよ劇場公開!
©2023 映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会
架空の明治・大正期を舞台に、家族から虐げられてきた女性が新たな人生をつかむ様を描く『わたしの幸せな結婚』が3月17日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『わたしの幸せな結婚』…
明治・大正期を思わせる架空の時代。ある宿命を持つ家系に生まれた斎森美世は実母を早くに亡くし、継母と義妹に虐げられながら暮らしていた。そんなある日、彼女は名家の当主である久堂清霞のもとへ嫁入りを命じられる。類まれな美貌を持つ清霞は冷酷で無慈悲な性格で知られ、これまでにも多くの婚約者候補が逃げ出したと噂されていた。美世も初対面ではつらく当たられるが、辛抱強く接するうちに彼が評判通りの人物ではないことに気づき、2人は次第に心を通わせていく。
本作は、顎木あくみさんによる大ヒット和風ファンタジー小説を、映画単独初主演となる「Snow Man」の目黒蓮さんと映画版『東京リベンジャーズ』の今田美桜さん共演で映画化。『コーヒーが冷めないうちに』の塚原あゆ子さんが監督を務め、『陽だまりの彼女』の菅野友恵さんが脚本を担当した。
©2023 映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会
映画『わたしの幸せな結婚』は、3月17日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSや神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。
所謂、大正ロマンの枠組みの中で異能力バトルが繰り広げられる本作。組織図や能力システムは観客の想像力に委ねられる部分もあるが、想像していたレベルの倍以上にファンタジー要素に溢れていたため、邦画の中ではとても新鮮に思えた。異能力バトルがメインというわけでもなく、日本の作品で近いのは『文豪ストレイドッグス』あたりだろうか。更に恋愛要素を足しており、バトルと恋愛どちらもメインテーマとして受けとめられる。主演は近年映画やドラマで引っ張りだこの目黒蓮さんに今田美桜さんということで、2人のファンであれば、まず間違いなく観るべき。第46回日本アカデミー賞では新人俳優賞/助演男優賞を受賞した目黒蓮さんの演技力の成長ぶりも楽しめるので、彼の今後の演技幅にも注目したい。
fromねむひら
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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