山﨑さんはいつも気さくに優しくて、こんな素晴らしい人…!『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』公開記念舞台挨拶 in 大阪開催!
明治末期の北海道を舞台に、日露戦争帰りの青年とアイヌの少女が、奪われたアイヌの金塊を求めて、謎の鍵を握る男が投獄されている網走へ向かう『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』が3月13日(金)より全国の劇場で公開。3月9日(月)には、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田に山﨑賢人さんと山田杏奈さんとプロデューサーの松橋真三さんを迎え公開記念舞台挨拶 in 大阪が開催された。
映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』は、野田サトルさんの人気コミックを実写化した2024年の映画『ゴールデンカムイ』およびWOWOWにて放送・配信された連続ドラマ「ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編」の続編となる映画版第2作。”不死身の杉元”の異名を持つ元軍人の杉元佐一は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。その犯人である謎の男”のっぺら坊”は捕まる直前に金塊を隠しており、獄中で囚人達の身体に金塊のありかを記した刺青を彫り、彼らを脱獄させた。刺青は、24人でひとつの暗号になるという。そんな折、杉元はアイヌの少女アシㇼパと出会い、金塊強奪犯に父を殺されたという彼女と行動を共にすることになる。時を同じくして、北海道征服をもくろむ大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉と、戊辰戦争で戦死したはずの土方歳三も金塊を狙っており、刺青囚人の苛烈な争奪戦が勃発。闘いの舞台は、全ての謎を知る”のっぺら坊”が収監されている網走監獄へと移る。
杉元役の山﨑賢人さん、アシㇼパ役の山田杏奈さんらこれまでのキャストに加え、第七師団の上等兵である宇佐美役で稲葉友さん、網走監獄の看守部長である門倉役で和田聰宏さん、”薩摩の貴公子”こと鯉登音之進の父で海軍少将である鯉登平二役の國村隼さんらが新たに参加。ドラマ版の第3話と第5~8話を手がけた片桐健滋さんが監督を務めた。
今回、上映前に山﨑賢人さんと山田杏奈さんとプロデューサーの松橋真三さんが登壇。大歓声の中で迎えられ、テンションの高いお客さんに感謝を伝えたい気持ちが込められた舞台挨拶が繰り広げられた。
何度も来阪している山﨑さんは「ホントに大阪の皆さんは、ノリが良くてテンションが高くて最高ですね」とお客さんの反応を気に入っており「何度も来させてもらっているんですけど、来たら絶対にたこ焼きとイカ焼きと豚まんを食べさせてもらって、最高です。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えていく。山田さんも「ホントに皆さんがすごく盛り上がってくださるのが、大阪に来るといつも嬉しいな」と感じていると同時に「笑いにストイックな印象があるので、うまいこと話さなきゃ」と緊張感も覚えているようだ。なお、舞台挨拶の前には、大阪城のお堀を巡る”大阪城御座船”に乗船してトークショーを実施しており、山﨑さんは「大阪城を船であの角度から見れることはなかなかないと思うので、凄い格好良かったですね」と喜んでいる。山田さんも初めて乗船し「船の上で映画についてお話しする、というのが凄い良い経験をさせてもらったな」と思いながら「大阪城自体、人生で初めて見たので、それは凄く格好良かったです」と気に入っていた。

映画1作目、連続ドラマ、そして映画2作目となり、杉元を演じる上で大切にしていることについて、山﨑さんは「杉元は、戦う時の覚悟を決めた圧倒的な不死身と言われる強さと、戦争に行く前に元々持っていた普通の心の優しさのある、心根のある青年という優しさの部分は大事にしながら、でも、やるときはやる、というのはすごく意識していますね」と述べ「 そんな杉元ですけど、アシㇼパさんと出会って、戦争に行く前に色々あった心の大切な普通の部分を思い出させてくれたアシㇼパさんとの信頼関係がどんどん深まっていく様子を、映画、ドラマと続けてきて、今回、その気持ちとかを吐き出すシーンがあったりなかったりするので、積み重ねてきたからこそ、今回出せたのも凄い嬉しかったな」と感慨深げだ。
今作では、杉元はアシㇼパをのっぺらぼうに会わせるために網走監獄に潜入して大激闘となる。結果的に、山﨑さんと山田さんは別々の撮影になった。試写で初めて杉元の戦いぶりを観た山田さんは、まず「すごっ!」と発し「網走監獄に入ってから、杉元が囚人700人を相手にドンドン進んでいくような感じのアクションがあるんですけれども、そこがホントに大迫力です。杉元としてのアクションの迫力も感じさせられた」と実感。また「杉元が不死身なんだな」と感じ「このシーンをこの映画で観られてホントに良かったな」と嬉しそうだ。「こんなシーンがある映画に出演してるんだ」と改めて思ってしまっており「心がガッと持っていかれるようなシーンで、凄く格好良かったです」と気に入っている。

完成した本作を鑑賞した松橋さんは「とにかく『ゴールデンカムイ』をスタートする時、ここまでは絶対やろう、という話を皆として一生懸命頑張ってきたんですよ。とにかく”第1部完結編”とでも云えるような、この壮大なクライマックスを全部ココにつぎ込むため、本当に色んなものを頑張ってきた、という感じなんですね」と明かす。「ここには『ゴールデンカムイ』の中の全てが詰まっている」と断言し「冒頭の笑えるやつ、というようなやつもあって、そこからのクライマックスに向けて…私、何度観ても号泣するんですけど、スリル、サスペンス、アクションもあるんだけれども、やっぱり杉元佐一がアシㇼパを思う気持ちを持った時に見ていると、凄い泣いちゃうんですよ。冒頭からクライマックスに至るまでの振り幅の凄さが『ゴールデンカムイ』の凄さだな、思った。そこを観てほしいですね」と期待している。
白石由竹役の矢本悠馬さん曰く、今の日本映画におけるアクションシーンの集大成とも云うべき本作。撮影現場では、筋トレ(パンプアップ)が盛んだったようで、山﨑さんは「観ていただければ分かる、と思うんですけど…」と前置きしながら「前半の方にある良いシーンがあるんですけど、そこに出てるキャストの人達みんなで控え室でダンベル持っていって、皆が取り合いになりながら、部活の合宿みたいになりながら、鍛えてはワンカット撮って、鍛えてはワンカット撮って、みたいな感じでしたよ」とレポート。筋肉に関する話で盛り上がっていきそうだが、ご自身でコントロールしながら「でも、直前にやると膨らむので、多少でも良く見せたらいいな、という皆の思いがあり、筋トレしまくってました」と振り返る。そんな撮影現場の雰囲気について、山田さんは「ホントに男性陣の皆さんが沢山食べたりだとか、トレーニングをしたりとか、凄く努力されているのは感じていたので、凄いなぁ」と驚きながら「序盤のあるシーンと、私は別場所で別の方と芝居をしていて、それがカットバックのようになっているんですけど、それがまとまったのを観た時には、今までに感じたことのない感情で観ていました。 あそこを皆さんに観てほしいな」とオススメ。そんなキャスト達のチームワークについて、松橋さんは「みんな性格良いですよね。皆ホント友達みたいな関係。ホントに楽しい現場」だと受けとめていた。

そして、本日は3月9日、サンキューの日というわけで、プロデューサーの松橋さんから2人に向けて感謝のメッセージが送られることに。まずは、山田さんに向けて「出会えて、ありがとう」と伝え「本当にアシㇼパさんをキャスティングするのがすごい大変で…色んな人に会ったり検討したりしながら悩んで悩んで…」と告白。「この物語で、アシㇼパさんを守る、魂を守る。それは、ひいては日本の自然を守る、とか、地球を守る、とかに直結することだと思うんですよね。 だから、ピュアじゃなきゃいけないし、それをパッと見て分からなきゃいけないし、原作にも近くなきゃいけないし、というようなことを考えて、皆が見て納得する人じゃなきゃいけなくて、演技も上手くなきゃいけなくて、というね。色んなものをクリアするのが山田杏奈さんでした」と伝え「みんなでアシㇼパさんを守っています」と思いを込めていった。この言葉を受け、山田さんは「凄く嬉しいです。アシㇼパという役は、自分の中でも凄く大きい存在だし、『ゴールデンカムイ』という場所に松橋さんが連れてきてくれたことに、本当に改めて、ありがとうございます」と返していく。

次に、山﨑さんに向けても「出会えて、ありがとう」と伝え「2016年に『オオカミ少女と黒王子』という作品から出会い、そこから『キングダム』シリーズ、『ゴールデンカムイ』シリーズもあれば、ここまで10年、今年10周年なんです。 出会えて10周年なんですけども、この9年の間に12本一緒に作っていました」と振り返る。「信頼関係を持って、本当に一緒に長くやれる、という関係値が素晴らしいこともあるし、それは、山﨑さんが本当に素晴らしい方だからです。それに惹かれて、私はずっと一緒にパートナーのように一緒に仕事をしているんです」と述べ「この『ゴールデンカムイ』の杉元佐一に一番大事なものが、私は優しさだと思っていて。 あの強さとか、たくましさとかは勿論あるんだけれども、杉元佐一だけは、金塊のことなんか実はどうでも良くて、アシㇼパさんを守ることに思いがずっと強い、優しい人間なんですよね。さっき言ったアシㇼパのピュアな部分を守るために杉元が命がけで戦う、という優しさを表現できるのは、本当に優しい人じゃないと出来ないですよ。この10年、こんな大スターなのに、奢ること全くなく、いつも気さくに優しくて、こんなに素晴らしい人を私は誇りに思っています」と讃えた。この言葉を受け、山﨑さんは「気がつけばもう10周年。早いな」と感慨深げになりながら「松橋さんと一緒にずっと長いこと戦ってきたな、という気持ちがあるので、『ゴールデンカムイ』の杉元をやる上で、今までは、成長していくようなキャラが多かったんですけど…杉元は、成人した大人で、そこから取り戻していくものを表現する上で、成長した自分の姿も松橋さんにも見せたいな。と思ってやったこの『ゴールデンカムイ』が、皆さんに楽しんでもらって、いっぱい観てもらえてホントに幸せです」と感謝の思いを返していく。なお、10-FEETによる主題歌「壊れて消えるまで」について、松橋さんは「初めてデモをもらった時、杉元の優しさがその中に入っていて…曲を聞いた時に、凄い泣いちゃったんですよ、私。それで山﨑さんに送っちゃいました。”デモなんだけど、聞ける?”って…」と感動し「映画本編でも、最後は何度も泣くシーンあるんですけど、全部終わった後、主題歌も最後まで全部聴いていてほしいんですよ。そこで、もう1回泣けますから」と劇推しした。
その後、前作の大阪キャンペーンで山﨑さんと山田さんがサプライズ訪問をした箕面自由学園高等学校の超強豪チアリーダ―部”GOLDEN BEARS”が逆サプライズ集結。客席から2人に向けて、黄金の文字で「ゴールデンカムイ」と公開日を作り、エールを送った。山﨑さんは「ありがとうございます。ホントに感動しました。2年ぶりにまたお会いできて嬉しいです」と喜んだ。山田さんも「今日、大阪に来ても、賢人さんと一緒に、前回の時はゴールデンベアーズさんのところに伺ったよね、という話をさせていただいて…皆さんのパフォーマンスに凄く力をもらって、今日も皆さんにお会いできて嬉しいです。 ホントにありがとうございます」と伝えた。最後に、山﨑さんは「ホントにおもしろいです。 めちゃくちゃおもしろいです。映画1作目があって、ドラマがあって、この『網走監獄襲撃編』に向けて皆で走ってきて…1作目もドラマも皆さんに愛してもらったから、今回、最高の『網走監獄襲撃編』ができたと思うので…『ゴールデンカムイ』らしい、アクションもあり、サスペンスもあり、コメディもあり、グルメもあり…なんかよく分かんないシーンもあり…とにかくおもしろいので、大スクリーンで今から楽しんで観てください」とメッセージを伝え、舞台挨拶を締め括った。
映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』は、3月13日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマやT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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