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デンジが憧れのマキマとのデートに浮かれている中、カフェで働く少女レゼと出会う…劇場版『チェンソーマン レゼ篇』がいよいよ劇場公開!

2025年9月16日

©2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト ©藤本タツキ/集英社

 

悪魔の心臓を持ち、公安対魔特異4課で働くデンジが、謎の少女レゼと出会い、翻弄される姿を描く劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が9月19日(金)より全国の劇場で公開される。

 

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は、2022年にテレビアニメ版が放送された藤本タツキさんの大ヒットコミック「チェンソーマン」の人気エピソード「レゼ篇」をアニメーション映画化。テレビアニメの最終話からつながる物語で、主人公デンジが偶然出会った謎の少女レゼに翻弄されながら、予測不能な運命へと突き進んでいく姿を、疾走感あふれるバトルアクションとともに描き出す。「チェンソーの悪魔」との契約により「チェンソーマン」に変身し、公安対魔特異4課所属のデビルハンターとして悪魔たちと戦う少年デンジ。公安の上司である憧れの女性マキマとのデートに浮かれるなか、急な雨に見舞われ雨宿りをしていると、レゼという少女に出会う。近所のカフェで働いているというレゼはデンジに優しくほほ笑みかけ、2人は急接近する。この出会いをきっかけに、デンジの日常は大きく変わりはじめる。

 

本作では、テレビアニメ版に引き続きMAPPAがアニメーション制作を手がけ、テレビアニメ版でアクションディレクターを担当した原達矢さんが監督を務めた。テレビアニメ版のオープニングテーマも世界的ヒットを記録した米津玄師さんが主題歌を手がけ、エンディングテーマでは米津さんと宇多田ヒカルさんがコラボレーションした。

 

©2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト ©藤本タツキ/集英社

 

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は、9月19日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマT・ジョイ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

2022年にテレビアニメが放送された頃、各エピソード毎に様々な映画へのオマージュを読み解くことで活況に沸いた『チェンソーマン』。「少年ジャンプ+」連載作品は次々に映画化されているが、『チェンソーマン』については、今回が初の映画化。連載当時から人気だった”レゼ篇”の映画化となり、ファンはさらに湧きだっている。本作においては、前半を中心にして描かれていくのは、主人公のデンジが偶然出会った少女のレゼに翻弄されていく姿が、近年のMAPPA作品ならではの独特のタッチで艶やかに描かれていく。その合間には、公安対魔特異4課の活躍もコンスタントに描かれていくので、緩急をつけながら楽しませてくれる。だが、”レゼ篇”にとって欠かせない挿入歌であるマキシマム ザ ホルモンによる「刃渡り2億センチ(全体推定 70%解禁edit)」が流れ出した頃からはフルスロットル状態となり、チェンソーマンの本領発揮。怒涛の如くアクション満載の戦いが繰り広げられていくので、スクリーンを食い入るように観るのが必須だ。これぞ、映画ならではの”規格外”のアニメーションを見せてくれる。だが、最終的には刹那的な作品にも感じられる一面もあり、『チェンソーマン』ならではの深みもあった。そして、米津玄師さんと宇多田ヒカルさんによる初コラボレーションが実現したエンディングテーマ「JANE DOE」に酔いしれ、更なる映画化を楽しみにしておきたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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