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ある重要参考人をアラスカからニューヨークへ運ぶ航空機で命懸けのだまし合いに巻き込まれる『フライト・リスク』がいよいよ劇場公開!

2025年3月4日

©2024 Flight Risk Holdings, LLC. All Rights Reserved

 

ある逃亡者をNYで行われる裁判の証言台に立たせるため移送を任せられた副保安官が、空の上で予期せぬ事態に巻き込まれる様を描く『フライト・リスク』が3月7日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『フライト・リスク』は、アラスカ上空1万フィート(約3キロメートル)を飛ぶ飛行機の中で繰り広げられる、命懸けの騙し合いを描く。保安官補のハリスは、ある事件の重要参考人のウィンストンを、アラスカからニューヨークまで航空輸送する任務に就く。初顔合わせとなったベテランパイロットのダリルは、陽気な会話でハリスの緊張をほぐしていく。離陸した機体は、壮大なアラスカ山脈の上空1万フィートまで上昇。頼もしいダリルの腕前もあって、順風満帆なフライトになるかに思えた。一方、後部座席につながれたウィンストンは、足もとにパイロットライセンス証が落ちているのを見つける。そのライセンス証の顔写真は、いま飛行機を操縦しているダリルとは全くの別人のもので…

 

本作は、メル・ギブソンが、アカデミー賞6部門ノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』以来、9年ぶりに手がけた監督作。パイロットのダリルをマーク・ウォールバーグ、ハリス保安官補をミシェル・ドッカリー、重要参考人ウィンストンをトファー・グレイスがそれぞれ演じた。

 

©2024 Flight Risk Holdings, LLC. All Rights Reserved

 

映画『フライト・リスク』は、3月7日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のT・ジョイ梅田や難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。

『ハクソー・リッジ』以来のメル・ギブソン監督作品。しかも、マーク・ウォールバーグが謎のベテランパイロットを演じている、という…近年は、最終的に狂気的な力や個性を見せつけていく役柄が多かったことから、本作では悪役側を演じているということは、危険なキャラクターを演じていることを期待せざるを得ない。最初のビジュアルだけでは、いつもマーク・ウォールバーグの演技だと思えてしまう。しかし、本性が現れた時、見た目も含めて一変し悪役キャラへと変貌していくので、見どころ満載だ。何度倒されたとしても、また再び襲いかかっていくので、まさに不死身で狂気的な悪役である。狭苦しい小型飛行機の中で、近づくことが出来ないようにしたとしても、いかなる手段を使ってでも鎖から逃れて襲いかかっていくのだ。小型飛行機から落としてもよさそうだけれども、生かしておくべき理由があるならば、目的地まで同乗させる必要もあるというのが、絶妙な設定が施されたストーリーテリングと云えようか。最終的に、不死身のキャラクターにどこまで追い込まれてしまうのか、目的地に無事に到着することが出来るのか、劇場に駆けつけて最後まで見届けてほしい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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