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五郎が国境を越え、“究極のスープ探し”に奔走する『劇映画 孤独のグルメ』がいよいよ劇場公開!

2025年1月7日

©2025「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会

 

輸入雑貨の貿易商を営み、商談で訪れた土地の飲食店で食を楽しむことを喜びにしている井之頭五郎が、祖父の依頼でスープのレシピを探して世界を旅する『劇映画 孤独のグルメ』が1月10日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『劇映画 孤独のグルメ』は、久住昌之さん原作、谷口ジローさん作画による漫画を実写化し、グルメドキュメンタリードラマの代名詞的存在として長年にわたり人気を集めるテレビドラマ「孤独のグルメ」シリーズの劇場版。主演の松重豊さんが自ら監督を務め、主人公の井之頭五郎が究極のスープを求めて世界を巡る姿を描く。輸入雑貨の貿易商である井之頭五郎は、かつての恋人である小雪の娘である千秋からある依頼を受けてフランスへ向かう。パリに到着するといつものように空腹を満たし、依頼者である千秋の祖父・一郎のもとを訪れる。一郎は子どもの頃に飲んだスープをもう一度飲みたいと願っており、五郎にそのレシピと食材を探してほしいと依頼。わずかなヒントを頼りに、究極のスープを求めてフランス、韓国、長崎、東京を駆け巡る五郎だったが、行く先々でさまざまな人物や事件に遭遇し、次第に大きな何かに巻き込まれていく。

 

本作では、韓国領の島で暮らす女性の志穂を内田有紀さん、スープ探しを手伝うことになる青年の中川を磯村勇斗さん、五郎をフランスに呼ぶ千秋を杏さん、千秋の祖父である一郎を塩見三省さん、中華ラーメン店「さんせりて」の店主をオダギリジョーさん、五郎の同業者である滝山を村田雄浩さんが演じ、ドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョンが韓国入国審査官役で特別出演している。

 

©2025「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会

 

映画『劇映画 孤独のグルメ』は、1月10日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

テレビドラマシリーズが10クールも続き、愛され続けている「孤独のグルメ」が遂に映画化。しかも、主演だけでなく、松重豊さんが監督・脚本も担う!?一体、それはどういうことになるの??と期待が高まってしまう本作。ドラマは、輸入雑貨商である主人公の井之頭五郎さんが顧客との商談中、もしくは商談を終えた後に空腹を感じ、それを満たすべく付近で店探しにいそしみ入店、食事中および店を出た後に感想を独白し、その場を立ち去る場面を背景にエンディングロールへと向かう構成。淡々としたストーリーテリングでありながらも、五郎さんやお店が愛おしくなってしまうのが魅力的な作品である。その世界観を踏襲しつつも、”劇映画”となると大きな舞台へと展開していく。五郎さんのあのテンポ感がありながらも、一大アドベンチャーにまで至ってしまうのだから、驚かされるばかり。だからといって、ドラマにあった世界観は損なっていないのだから、松重豊さんが手掛けたことが意味するものは大きい。お客さんから依頼された幻のスープを再現するべく、このようなことが待ち受けていたとは五郎さんは予想だにしていなかっただろう。だが、五郎さんにとって”腹が、減った”ことに変わりはない。テレビドラマの”劇映画”化としては、こころもおなかも満たされる作品ではないだろうか。是非とも腹を減らして劇場へ駆けつけよう。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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